ストーリーパラスポーツ

ボッチャ 廣瀨隆喜 パワーボールで悲願の金メダルへ

2019-01-17 午後 01:32

東京パラリンピックを目指すボッチャの廣瀨隆喜選手。前回のリオ大会では日本の団体銀メダルに貢献。悲願の金メダル獲得に向けて、ある得意技を磨いています。

日本のエース廣瀨隆喜 得意技は"パワーボール"

 

気迫あふれるプレーが持ち味の廣瀨隆喜選手。個人で日本選手権、7回の優勝を誇る日本のエースです。

その得意技はパワーボール。白い的球にどれだけ近づけられるかを競うボッチャ。

 

 

パワーボールは、的球や相手のボールをはじきとばすような力強いボールです。劣勢の時は、直接的球にぶつけて局面を打開します。

 

廣瀨隆喜選手

強い球でやるのがチームでも求められている。(パワーボールは)自分の持ち味だと思う。

コントロールが乱れ 金メダルを逃した過去

東京の目標は、団体の金メダル。そのために磨いているのが、パワーボールのコントロールです。

 

世界選手権 銀メダルを獲得したボッチャ代表 (2018年)

 

去年の世界選手権、決勝。廣瀨選手はパワーボールでチャンスを作ろうとしました。しかし。コントロールが乱れました。流れを引き寄せられず、金メダルには届きませんでした。

 

廣瀨隆喜選手

力んでしまうと、球が浮いたりダフったりいいところで離せない。

 

力任せでやると手を内側に曲げてカーブボールになる。

「折りたたみ式」から「固定式」へ 大きな決断

 

どうすればコントロールを高められるか。廣瀨選手は今月、大きな決断をしました。

 

 

新たな車いすの導入です。これまでは折りたたみ式でしたが、より安定性の高い折りたたむことができない「固定式」に変えたのです。

 

前野香苗トレーナー

接触プレーの車いすなみの強度。新しい試みです。

 

廣瀨隆喜選手

前の車いすでやっていたことが、パーセンテージ的には少ないパワーでもできる。

少ない力だとコントロール性も増すので。

 

 

脳性まひの障害がある体を新しい車いすにあわせるため、筋力トレーニングもはじめました。

下半身や体幹を鍛えることが、パワーボールの精度を高めると考えています。

廣瀨隆喜選手

今までやってないこと、トレーニングをやらないと金メダルにつながらない。

 

やれることは、すべてやろうという気持ち。

2020年には進化した姿を

 

東京パラリンピックまでは1年半あまり。それまで自分にできることは、すべてチャレンジする覚悟です。

 

廣瀨隆喜選手

リオのときより進化した姿で東京2020を迎えたいので。試行錯誤しながら、2020年には進化した姿を皆さんの前で見せたい。

 

廣瀨選手は1月19日から都内で国際大会に出場。ことし最初の試合で磨いてきたパワーボールを試します。



※こちらは、2019年1月17日に公開された記事です。内容は公開時のものとなります。

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