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特集 村上茉愛イチ押し!女子ラグビー界の未来を背負う期待の選手を直撃 武器は“父譲りのラン”

ラグビー 2022年10月14日(金) 午後10:55

サンデースポーツ(総合 毎週(日)夜9:50~)のコーナー「#myオシ!」は、元体操選手・村上茉愛さんがアスリートに近い目線で、イチ押しの選手やチームを取材し元気いっぱいに伝えていくコーナー。10月9日放送回に登場したのは、女子ラグビー界の未来を背負う期待の選手、松田凜日選手(20)です。

1年開催が延期となっていたワールドカップが10月8日に開幕しました。ワールドカップに参加するのは12チーム。3つのグループに分かれて予選リーグを戦います。

 

ベスト8進出を目標に掲げる日本代表ですが、その攻撃を支えるのが松田凜日選手です。身長1m70cm。体重は77キロと恵まれた体格。ポジションはバックスでスピードとパワーを兼ね備えたランが持ち味です。その実力を知らしめたのが8月に行われた強豪アイルランドとのテストマッチです。これまで6戦して1回も勝ったことがない相手に後半15分、40メートル以上を独走するトライ。歴史的勝利に大きく貢献しました。

初めてのワールドカップへの思い

松田選手は日体大の3年生で村上さんの後輩

 

村上さん

初めてのワールドカップの舞台だと思うのですが、今どんな気持ちですか。

 

松田選手

すごくこのワールドカップに向けてチームとして準備してきたので、自分たちがやって来たことをどれだけ出してどういう結果につながるかっていうのに凄くワクワクしています。

ラグビーを始めたきっかけは

ボールを持って走る8歳の松田凜日選手

松田選手がラグビーを始めたのは8歳の時。父親の誘いがきっかけでした。

 

村上さん

初めて行った日を覚えていますか。記憶とか、楽しかったなとか。

 

松田選手

めっちゃ覚えてます。ラグビーの体験会ですごくトライがとれたので、それがすごい嬉しくて始めました。

 

実は松田選手の父親は、日本代表としてワールドカップに4大会連続で選出された松田努さんです。トレードマークの長い後ろ髪をなびかせながら見せた力強いラン。ファンの語りぐさになっています。

 

1999年ラグビーW杯 日本代表として戦う松田努さん

 

村上さん

現役時代の活躍とかって見たことはあるんですか。

 

松田選手

試合会場とかは行っていたんですけど、あんまりしっかり試合を見たことはなくて、お父さんの活躍している場面とかは記憶にないです。友達とかが、お父さんにサインを求めていたりしてそういうのを見て結構うれしかったり誇らしいなっていう気持ちにはなっていました。

 

現在、父親の努さんは女子のクラブチームで選手の育成に励んでいます。松田選手には自分の考えを押し付けたくないとあえて口出しはしたくなかったといいます。

 

 

努さん

パスの相手だったり、ステップの踏み方だとか、そういうのを家の前で練習がない日とかにちょっとやっていたぐらいですかね。僕の方からはそんなにこの方が良い、この方が良いとかは言わないようにしていたところはあります。

 

 

 

松田選手

無口なので、基本は。私から質問とかやって欲しい事とかを言わない限りはお父さんからはあまり口出しをしてこないというか、とても優しい人です。

武器は父親譲りのラン

それでもランの能力は受け継がれていました。50mのベストタイムは6秒5。女子50m日本記録(室内)6秒47に迫るタイムです。父親譲りのランを武器に松田選手は初めてのワールドカップに挑みます。

 

 

松田選手

私はランが得意なので、ボールを持ってアタックするところが一番の自分の強みではあるんですけど、その中でもフィジカルっていう部分にも自信を持っているので、ランとコンタクトの部分に注目していただけたら嬉しいです。

今日のmyオシ!ポイント

 

村上さん

今日のmyオシ!ポイントはこちらです。「受け継いだ才能を磨く」です。松田選手はお父さんの努さんと走る姿やフォームも似てはいるんですけど、そういう父親譲りの与えられた才能というものには甘えず努力してきたものがあるから今の松田選手はあると思います。高校時代には親元を離れてラグビーの名門で男子と一緒に厳しい練習をしていて、そういう努力もあると思うので今後も期待したプレーを見たいなと思っています。

 

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