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特集 町野修斗 サッカーワールドカップ日本代表入りを多彩なプレーで目指す

サッカー 2022年8月24日(水) 午後5:00

サッカーワールドカップまで約3か月。日本のセンターフォワードの人選は試行錯誤が続いています。ことしに入って国内外の選手を招集して戦った6月まで8試合で5人がプレー。1人で様々な役割をこなせる選手が必要とされる重要なポジションはメンバー入りのチャンスとなっています。

そのワールドカップで日本代表入りを目指す1人が湘南ベルマーレの町野修斗選手です。町野選手は今シーズンJ1で8月22日までに8得点をマークし、日本選手の中でトップに並んでいます(シーズン中に海外移籍した選手を除く)。そのゴールパターンは多彩で両足、頭とバランスよくゴールを奪っています。7月に初めて選ばれた日本代表でも3得点と結果を出しました。

町野選手に代表入りへの意気込みを聞きました。

 

Q

プロでのスタートはJリーグの強豪、横浜F・マリノスへの入団。その後、J3のギラヴァンツ北九州でのプレーなども経験しました。ここまでこられた原動力は何でしょうか。

A

やっぱり1年目のF・マリノスで1試合も出られず、練習にもなかなか参加できないような1年の悔しさが原動力となっています。 

Q

そこからここを上げていこうと具体的に取り組んだことはありますか。

A

全てですかね。キャンプでF・マリノスの選手たちになれるっていう面だけを意識してしまって、監督へのアピールというところは足りていなかったのはF・マリノス1年目のキャンプで感じました。そういう初日からアピールするところだったり、そういうところは学びました。 

Q

日本代表でも自分が上だといえる武器となるプレーは何でしょうか。

A

やっぱり多彩さというか、ビルドアップやボールを収めるところ。裏に流れて起点を作るところや最後の仕上げの部分では、右足、左足、頭と、そういう多彩さが武器かなと思っています。 

Q

東アジア選手権の韓国戦。最初のシュートですが、シュートモーションがきれいだった。ターンなどは自信があるところでしょうか。

A

そうですね。ターンは北九州の時に小林伸二監督から一番学んだ部分。そこはかなり自信があります。 

Q

自分の形に持っていけるポイントは何ですか、。 

A

緩急というか、落とす(ボールを下げる)と思わせておいて、いきなりターンして相手の前に入るところだったり 相手との駆け引きで勝つというのが大事だと思っています。 

Q

タイミングをずらすということですか。 

A

それもそうですし、さっきこの場面で落としたなとか、相手に思わせることは大事です。全部ターンだったらもちろんばれてしまうので、その使い分けは意識しています。 

Q

9月の遠征メンバーに入ると、海外組とのプレーになりますが、自分の良さを出すために周りにどんなことを要求しますか。 

A

僕はビルドアップやボールを収めるところで起点になるというのが大事になってくると思います。そういったプレーができるということを練習とかから見せていきたいです。右足でも左足でも頭でも決められるので、どんなボールでも大丈夫だというのを、他の選手に印象づけられたらいいと思います。そういったところを要求していきたいです。 

Q

海外組で一緒にプレーしてみたい選手はいますか。 

A

特にいないです。全員が素晴らしい選手なので本当に楽しみです。そういったところでやってみたいというのは強くあります。 

Q

日本代表で攻撃に加わる時に、感じていることは何ですか。 

A

常に主導権を握りながら、90分近く戦うというのはなかなか湘南ではあまりないことでした。違うキツさだったり、頭を常にフル回転させながらというところはかなり違うところではありました。 

Q

武器である多彩さをより向上させるために普段から意識して取り組んでいることはありますか。 

A

満足しないことというか、毎日謙虚にやり続けることが今まさに大事かなと感じています。もう何も変えずというか、意識を変えずにさらに上を目指していくというのは大事かなと思っています。 

Q

特別なことをするのではなく、1つ1つの精度を上げていく感じですか。

A

そうです。チャレンジというか引き出しをもっと作れればいいですね。すべてにおいて上を目指さないと海外組とは差ができてしまうと思っています。そこは日頃からやるしかないなと思っています。 

Q

日本代表に選ばれるのではないかと意識したのはいつ頃からですか。

A

J1で最近、点を取り出してからですかね。まだまだ成長しないと手の届かないところだなと、昨シーズンは思っていました。今シーズンの初めもそう思いながらプレーしていました。 今シーズンは得点以外の部分でも手応えがあってそれに点がついてきて、やっと自信を持てましたし、そういう日本代表というのを意識できるようになりました。 

Q

日本代表で実際プレーする前と今とでは〝日本代表〟との距離感は変わってきましたか。 

A

代表で3ゴールできて優勝することもできたので、さらに自信はつきました。しかしまだ海外組の人たちとやっていませんし、全然まだまだすごい差があると思うので そこの差を早く埋めたいという思いはあります。 

Q

海外組との差はどんなところに感じますか? 

A

話を聞く限り、強度であったり、インテンシティの部分であったり、ボールコントロールもすべてのところで少し差があると思っています。 

Q

ワールドカップ日本代表選出への決意を聞かせてください。 

A

小さい頃からの夢のワールドカップなので、何が何でもメンバー入りしたいです。そのためには湘南で湘南のために戦ってアピールしていくしかないので、覚悟と謙虚さをもって日々取り組んでいきたいと思っています。 

 

 

 

 

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