ストーリーパラスポーツ

激突上等!車いすラグビーのルール、知ってますか?

2019-10-09 午前 10:30

今回は、2020東京パラリンピックの中でもメダルが期待されている競技のひとつ、車いすラグビーをご紹介します。

激突OK!だから面白いんです

 

車いすラグビーとは、その名のとおり車いすを使ってボールを奪い合う競技です。その際、なんと車いす同士の衝突がOK!

 

パラリンピック種目の中でも、車いす同士のぶつかり合いが認められている競技はこの車いすラグビーだけ!その激しさから、マーダーボール(殺人球技)なんて呼ばれることも…。

 

キケンじゃない?と思われる方もいるかもしれませんが、「ぶつかっても怒られないから!」という理由でこの競技を始める人もいるほど、激しさが魅力の一つなんです!

ラグビーとの違いって?押さえておきたい基本情報

「ラグビーのルールなら知っている」という方も必見!

車いすラグビーのルールは、一般的な7人制・15人制ラグビーとは微妙に異なっていて、その違いがまた魅力なんです。

まず、ボールが丸い!

 

 

ラグビーといえばあの楕円のボールをイメージしますが、車いすラグビーのボールはバレーボールと同じサイズのまん丸ボールです。このボールを膝の上にのせて運んだり、パスをつないで敵陣に進みます。

 

さらに、前方へのパスもオッケー!

 

 

ラグビーのルールでは、自分の体より前にパスできませんが、車いすラグビーにはパスの制限がありません。コートは15メートル×28メートルで、ボールを敵陣にあるトライラインまで運べば、1点が入ります。

 

 

一般的なラグビーではトライやゴールキックなど何種類かの得点方法ありますが、車いすラグビーはこのトライ1点のみ!シンプルで分かりやすいですね。
そして、障害の程度・性別に関係なく試合に出場できるんです。

 

 

障害の程度は数値化されていて、数値が大きいほど障害が軽く、小さいほど障害の程度が重いことを表しています。数値はひとチームあたり8.0以下になるよう構成しなくてはいけません。

 

 

しかも、車いすラグビーは男女混合でできる競技。女子選手がひとり加わると、チームの合計に0.5加算することができます。つまり、男子選手3人、女子選手1人の男女混合チームの場合だと合計8.5で構成することが可能なのです。

 

障害の程度に応じた役割や作戦があるなど、チームワークを見られるのが車いすラグビーならではの魅力なんですね!

キケンな魅力が満載!スーパープレー

 

車いすラグビーの試合は、8分を1ピリオドとし、1試合4ピリオドで行われます。車いすラグビーでは、基本的にはボールをお腹にのせて移動ができますが、10秒ごとにドリブルかパスをしなくてはいけません。

 

 

ドリブルやパスの間がボールを奪えるチャンス!パスカットだ!…と、ひとつの車いすに寄るのはキケン。トライラインに向かって走っている味方にパスされ、さらっとトライされてしまうことも…。

 

 

また、チームの中には、積極的にパスをつないでゴールを決める選手もいれば、このようにトライライン手前で敵選手をブロックして味方にトライを決めさせる選手もいます。

 

車いすラグビーは、選手交代に回数制限がないため、選手の攻撃スタイルや体力に合わせたベンチワークも勝利のカギとなるんですよ。

 

さらに、車いすの違いにも注目!

 

 

トライを決めている攻撃型の選手は、小回りが利くコンパクトな車いすに乗っています。主に障害の軽い選手向けで、縦横無尽にコート内を駆け巡ることができます。

 

 

一方、守備型選手の車いすには長いバンパーが飛び出ているのが特徴。このバンパーで敵の車いすをブロックします。こちらは主に障害の重い選手が使っています。

 

こんな風に、車いすラグビーは車いすの特性をフルに生かした、イカしたスポーツなんです!

 

そしてなんといっても、車いすラグビー日本代表は、2018年の世界選手権で初優勝を飾りました!
ぜひ東京パラリンピックではその雄姿を見届けてください!

 

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