ストーリーパラスポーツ

出来島桃子 忘れ物を取りにピョンチャンへ

2018-03-08 午後 0:00

バイアスロンとクロスカントリースキーに出場する出来島桃子選手。

前回のソチ大会でコースの誘導ミスに見舞われ、不完全燃焼だった悔しさを胸にメダルを目指します

 

出来島選手は新潟市出身の43歳。

 

大学1年生だった19歳のとき、突然しびれ出した右腕に悪性の腫瘍が見つかり、手術の後も力が入らない障害が残りました。


本格的に競技を始めたのは26歳からで、2006年のトリノ大会以来、今回で4大会連続での出場です。

 

 

39歳のとき現役最後という思いで臨んだ前回のソチ大会では、得意とする長距離のバイアスロンでトラブルに見舞われました。

運営側のミスでほかの選手が誤ったコースを滑っていたことが分かり、出来島選手は、距離を合わせるため最後の1周で別のコースを滑らされたのです。

終盤までトップだった出来島選手は、順位を落とし7位。

メダルを逃しました。

 

 

このトラブルで「もやもやした気持ちが残った」とピョンチャン大会への挑戦を決めました。

ふだんは新潟県の新発田市役所に勤務しているため、まとまった時間が週末などに限られていますが、地道にトレーニングを続けてきました。

 

去年6月からは射撃の元日本代表でオリンピックにも出場した瀧澤明博さんにコーチを依頼して技術を基礎から学び直し、射撃に磨きをかけています。

 

去年2月の世界選手権では銀メダルを獲得するなど40歳を超えてなお着実に実力をつけている出来島選手。

ピョンチャン大会では「完全燃焼したい」とメダルを目指します。



※こちらは、2018年3月8日に公開された記事です。内容は公開時のものとなります。

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