ストーリーパラスポーツ

2つの顔を持つ金メダリスト マイク・シュルツ

2018-03-16 午後 0:00

選手と観客が一体となって盛り上がる光景が印象的なスノーボード。熱気の裏には、一人の選手の存在がありました。

世界中のスノーボーダーの憧れ

 

新競技、スノーボード。猛スピードで駆け抜ける迫力に観客も大興奮。


そして、ゴールすると選手は互いの健闘をたたえ合います。

 

観戦しているとひときわ目を引く義足のスノーボーダーがいました。アメリカ代表のマイク・シュルツ。

 

 

モンスターマイクと呼ばれ、世界中のスノーボーダーにとって憧れの存在です。

 

今大会、スノーボードクロスで金メダルを獲得しました。

自ら義足を開発

 

彼を栄光へ導いた義足。じつは、自分でイチから開発したものなんです。

 

シュルツ選手

(スノーボードに合った)義足は当時どこにもなかったんだ。それで自分で作ることにしたんだ。


27歳の時、事故で左足を失ったシュルツ。その2年後に義足を製作する会社を立ち上げました。

 

バイクに使うサスペンションを使用。高速で起伏の激しいコースを滑っても衝撃を吸収し、バランスを崩さない高い機能性を実現しました。

シュルツ選手

子どもたちには、僕はトランスフォーマーなんだよ!って伝えているんだ。


シュルツは開発した義足を使いたいという要望が来ると喜んで製作しました。その結果、今ではアメリカ代表をはじめ、トップクラスのスノーボーダーたちがシュルツの義足を使っています。

 


今大会では自身が作った義足を使う選手との対決もありました。シュルツにとって、ライバルたちの活躍は勝ち負けを超えた喜びとなっています。

 

シュルツ選手

競技のレベルを上げる義足を自分が作っていることは誇らしいよ。パラリンピックでは選手として金メダルを取ることができたけど、ほかの選手が勝ったとしても、僕は同じように誇りに思うよ。



※こちらは、2018年3月16日に公開された記事です。内容は公開時のものとなります。

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