ストーリーパラスポーツ

勝利のカギは義足のチューニング 小栗大地選手

2018-03-16 午後 0:00

自分の足であって自分自身ではない。そんな義足と向き合うことがパラアスリートの最初の戦いなのかもしれません。

義足のスノーボーダー

 

義足のスノーボーダー小栗大地選手、37歳。もともとプロのスノーボーダーでしたが、5年前事故で右足の太ももから下を切断しました。

 

 

去年のワールドカップでは、世界2位。ピョンチャンでのメダル獲得を狙っていました。

 

 

勝負の鍵を握るのは、この競技用の義足。膝や足首の曲がる角度がわずかに違うだけで、滑りに影響するからです。

小栗選手

健足であれば膝を柔らかく使うこともできるし、途中で曲げるのを止めて力を入れることもできる。義足になるとそこまで融通きかないので、なかなか対応できないですね。

わずか数ミリ ベストな滑りを求めて

 

ピョンチャンパラリンピック3週間前。小栗選手はベストな滑りを実現するため、義足の部品を改良していました。

 

 

膝の曲がり具合をミリ単位で探っていきます。一方、足首が曲がる角度は、ゴムの板とガムテープで調整。

こうした義足との格闘はレース直前まで続きました。

小栗選手

たとえば、1ターンで0.1秒変われば、20ターンしたら20秒変わる。そんなうまくいかないですけどね

メダルへの挑戦


大会9日目に行われたバンクドスラローム。


コースの中でも難所のバンクでバランスを崩した小栗選手。
結果は6位でした。

小栗選手

悔しい結果なので、この悔しさをバネにがんばりたいです。


競技を続ける限り続くミリ単位の追及。小栗選手はこれからも自分の足と向き合っていきます。



※こちらは、2018年3月16日に公開された記事です。内容は公開時のものとなります。

関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス

RANKING人気のトピックス

アクセス数の多いコンテンツをランキング形式でお届け!