ストーリーラグビー

ラグビーってどこがおもしろいの? "ラガール"に聞いてみた

2019-01-09 午後 0:00

明けましたW杯イヤー!!

「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」なんて言われると、ちょっとブームに乗ってみたくなるけれど、ラグビーって観客席も経験者と関係者ばかりで入りにくいイメージありませんか?でも、そんなことはありません!

今回、お話をうかがったラグビー大好き女子“ラガール”のみなさんも、きっかけは「たまたま」とか「誘われて」など。そこからどのようにラグビーにハマっていったのか、ちょっと気になりませんか?

井手口直子さん(薬剤師)

ラガール歴は約4年と短いながら、2015年のワールドカップを現地・イングランドまで足を運んで観戦したというツワモノ!

平澤麻衣子さん(エステティシャン)

ラガール歴は約7年。最初はニュージーランド代表選手にひかれてラグビーにハマったとのこと。

深村綾子さん(事務職)

高田馬場にあるラグビーダイナーでアルバイトをしていた生粋のラガール。しかも旦那さまは、トップリーグで活躍する現役ラガーマン!

いかついカラダと優しい心のギャップに“萌え”

──ラガールさん!ラグビーにハマった理由を教えて!

 

井手口 最初に観たのは2014年。大学選手権の決勝戦をたまたま自宅で観たんです。たくましい男の人たちのカラダが全力でぶつかり合う姿に衝撃を受けて、一発で好きになりましたね!

 

それからしばらくは、まわりが驚くほどのラグビー三昧。SNSでもラグビーの情報ばかりアップしていて、「井手口さん、仕事やめたの?」って本気で聞かれるくらいでした(笑)。2015年のワールドカップのときは仕事を休んで、南アフリカ戦もサモア戦も現地(イングランド)まで観に行っちゃいました!

 

強豪・南アフリカ相手に大金星をあげた2015年のワールドカップ

 

――イングランドまで!?ハマりっぷりがすごい!!

 

平澤 私がラグビーにハマったのは、2011年のワールドカップでニュージーランド対日本代表の試合を観てから。それまで激しいプレーをしていたニュージーランド代表のマア・ノヌー選手が、トライを決めた仲間に、すごく柔らかいハグをしていて…。まず見た目がドレッドヘアーで怖そうだし、豪快なトライを決める選手なんですけど、急に優しくなるギャップにひかれました♪今は日本人選手が本命ですけどね(笑)。

 

こちらがマア・ノヌー選手。この見た目で優しくされたら“ギャップ萌え”は必至です!

 

深村 私はラグビー好きの父親に誘われて、2013年の早明戦を家族で観に行ってからですね。もともとガタイがいい人は好きだったから選手を観に行くだけでもちょっとウキウキしつつ、「ぶつかり合いの迫力がヤバイ!こんなにおもしろいスポーツがあるんだ〜」ってことで、すぐに魅了されてしまい…。それからは、1人でも大学の試合を観に行くようになっちゃいました!

 

 

実は…ラグビーを好きになってから、友人の紹介で知り合ったラガーマンと結婚したんです!最初に主人から「深村亮太」って名前を聞いたときは、全然知らなくって。「今度、試合に出るとき観においでよ」って言われたから、小さいグラウンドでやってる草ラグビーかなと思ったら、「秩父宮(※)とかでやってるよ」って。「えっ、そんなすごい選手だったの?」みたいな感じでしたね(笑)。

 

※編集部注
秩父宮ラグビー場のこと。「東の秩父宮、西の花園」と言われるラグビーの聖地。

 

2016年、帝京大学が7連覇を達成したときにトロフィーを受け取る深村亮太選手 現在はトップリーグの東芝所属

ファンサービスが素晴らしくて思わずキュンっとしちゃう

──特にお気に入りの選手はいますか?

 

平澤 私は大野均(ひとし)選手がずっと好きなんです♪日本代表に入ってるときは、韓国や香港まで“遠征”して応援していたくらい!

 

大野均選手の日本代表キャップ数「98」は歴代トップ!

 

平澤 好きになったきっかけは、長身でテルマエ・ロマエみたいな顔が好きっていうのもあったんだけど、特にファンサービスの姿を観てからかなぁ。ファン全員に対応するまで、サインや写真撮影に応えている姿を観て、人間的にも素晴らしい選手なんだなって!

 

映画『テルマエ・ロマエ』のイラスト たしかに大野選手が入っても違和感なさそうです

 

平澤 試合中のハードな表情も好きなんだけど、試合後のファンサービスでは柔らかい表情で接してくれるギャップにキュンとしちゃう♪

 

大野選手のお話になると、恋する乙女の表情に♪

 

──これぞ「ギャップ萌え」ですね!

 

深村 ラグビーは本当に紳士のスポーツなので、マッチョ系の男性が好きな女性はもちろん、ジェントルマンが好きな女性にもオススメですよ♪ウチの主人も、私にはもちろん、誰に対してもめったに怒らないですし(笑)。

 

とっても優しいご主人は、しゃべるのも歩くのもスローだそう(笑)

ガッチリした選手が本気でぶつかる迫力がすごい!

 

──まだラグビーを観たことがない人のために、その魅力がわかるポイントを教えてください!

 

深村 カラダがおっきくて、むちゃくちゃ強い男の人たちが1個のボールを追いかけて、全身全霊で戦っている姿ですね!ほかにも球技はいっぱいありますけど、迫力が桁違いです!

 

平澤 あれだけガッチリした体格の選手たちがトップスピードでぶつかり合うって、本当にすごいんですよ!大きい選手同士はもちろん、ときには小さい選手が体格差をはね返して、自分よりはるかに大きい選手をタックルで止めちゃうし。

 

井手口 小さい選手、大きい選手、太った選手、脚の速い選手…。いろんな体格の選手がいて、それぞれに求められるポジションがある──まさにチームスポーツなんです。あと、トライしたときに、その選手自身がそんなに喜ばないところもラグビーならでは!

 

1チームの15人にはそれぞれ違う役割があるので、ポジションに合った体格・能力が求められます。中央の田中史朗選手の身長は166センチと小柄

 

──トライした選手が喜ばないって…なぜですか??

 

平澤 ひとりの手柄ではなく、ボールをつないで、つないで、みんなで取ったトライっていう考え方なんですよね。

 

井手口 それに、選手はもちろんファン同士も、「試合が終わったら勝ち負けは関係ない」というノーサイドの精神を持っているのも魅力。南アフリカ戦を現地で観たとき、いろんな国の人が日本代表の勝利を祝福してくれたんです!南アフリカ代表のジャージを着た人たちまで「すごいな、ジャパン!」って言ってくれて…。彼らだって悔しいはずなのに、ちゃんと相手を称えてくれたのが本当にうれしかった!そういうところが、すごく成熟しているスポーツだなって思います。

ルールを知らなくても大丈夫!「音」も楽しめるポイント!

──よく「ラグビーはルールが難しい」と言われませんか?

 

井手口 そうですね。倒されたらボールを離さなきゃいけないし、前に投げてもいけない。オフサイドがわかると見やすくなるかもしれないけど…。でもまぁ、ルールなんてわからなくてもいいかなって(笑)。

 

深村 私だって、いまだによくわかんないですよ(笑)。わからなくても大丈夫!とりあえず観てみれば魅力が伝わるスポーツだから!

 

平澤 特に得点が入るトライシーンはテンション上がりますよね!自宅のテレビで観戦しているときは、隣近所に聞こえないように、枕を口に当てて「ギャーッ!」って叫びながら観てますよ。たぶんストレス解消にもなってます(笑)。

 

 

井手口 まずは「どうやったら点が入るか?」だけ理解して観てみるのもアリ。最初はテレビ観戦でもいいんです!

 

平澤 テレビ放映だと、よく副音声でレフリーの声まで拾ってますよね。

 

井手口 その副音声の解説が、いつもおもしろくって!そこもハマった理由のひとつです(笑)。ほかのスポーツと違って、ラグビーのレフリーってメッチャしゃべるんです。「次やったら(反則を)取るよ」とか。“教育的な意味合い”が強いらしくって、いわゆる“ジャッジ(=裁く)”ではないんだそうです。

 

平澤 そうなんですね!

 

井手口 そしてテレビで観たら、次はきっと「生で観てみたい!」ってなりますよ!日本代表が強くなるのに比例して女性のファンもどんどん増えてます。

 

深村 試合会場に行くと、レフリーの声や選手同士がしゃべっている声までハッキリ聞こえるんですが、あの臨場感はたまりません!

 

平澤 あとは筋肉がぶつかり合う音とか!!

 

ラグビーファンの多くはトップリーグだけでなく、2部のチャレンジリーグや学生ラグビーの試合までチェックするそう!

女子トークさく裂!ポジションで好きなタイプの男性が見つかる!?

3人はいつも、ひいきのラグビーダイナーに集まってラグビー談義に花を咲かせています

 

──来年に日本で開催されるワールドカップも、多くの女性に見てほしいですよね!

 

平澤 まずはお気に入りの選手を見つけて、その選手を追いかけるのがオススメですね。

 

見た目かプレースタイルか…お気に入りの見つけ方も人それぞれ!

 

平澤 少しわかるようになったら、ポジションで観るっていうのもアリかも。ポジションによって役割が全然違うから、体型や身体能力はもちろん、その人の個性や価値観すら反映されてる気がする!

 

深村 よく「結婚するならプロップ」って聞きますよね。

 

井手口 プロップって、スクラムの最前列の選手の?どうして!?

 

深村 どちらかというと地味なポジションで、コツコツがんばる“縁の下の力持ち”だからかなぁ。実際、寡黙な印象の選手が多い気がしません?

 

平澤 たしかにそうかも!

 

深村 同じ最前列でプレーしてるのに、左右に位置する「プロップ」は全然しゃべらなくって、逆にド真ん中で陣頭指揮をとる役割の「フッカー」はよくしゃべる人が多いかも(笑)。

 

井手口 ポジションごとに、マッチした性格ってある気がする!私はきっと…。

 

 

まさかポジションの話で、ここまで盛り上がれるとは…!皆さん正真正銘の“ラガール”ですね。女子会トークはまだまだ続きましたが、今回はこのへんで…。

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