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パラ競泳 ジャパンパラ大会 代表に内定するのは? 

2021-05-19 午後 09:00

東京パラリンピックの代表選考会となる競泳のジャパンパラ大会が5月21日から23日までの3日間にわたって開かれます。

 

この大会で派遣基準記録を突破すれば東京パラリンピックの代表に内定します。

24枠を争う!レベルが高い派遣基準記録

東京パラリンピックの派遣基準記録は大会本番でメダル獲得が期待できる選手を代表に選ぶために日本パラ水泳連盟と日本知的障害者水泳連盟が独自にもうけた基準です。

 

障害のクラスによっては日本記録よりも速いタイムが設定されているものもあり、選手にとっては厳しい条件となっています。

 

木村敬一選手、東海林大選手、山口尚秀選手(左から)

 

日本チームは、すでにおととしの世界選手権で優勝した木村敬一選手と東海林大選手、それに山口尚秀選手の3人が代表に内定しています。

 

3人を除くと日本に割り振られたパラ競泳の出場枠は、男子が11人、女子が13人のあわせて24人で、今大会はこの枠の獲得を争うレースとなります。

 

また、派遣基準記録の突破ができなかった場合でも、連盟はタイムを世界ランキングにあてはめて上位の選手を代表に選出することにしています。

代表内定1号なるか? 富田宇宙

 

大会初日の21日には、視覚障害が最も重いクラスで初めてのパラリンピック出場を目指す富田宇宙選手が出場します。おととしの世界選手権で銀メダルを獲得した得意の400メートル自由形で大会の代表内定1号となるか注目されます。

 

 

視覚障害のクラスの女子では石浦智美選手が2日目の100メートル自由形と3日目の50メートル自由形に出場し、初めてのパラリンピック出場を決められるか注目です。

 

 

知的障害のクラスの中島啓智選手は22日、前回のリオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得した男子200メートル個人メドレーに出場します。

初日から実力者が続々と

 

また、パラリンピック4大会連続出場の鈴木孝幸選手は、21日の男子200メートル自由形に出場。

 

 

過去のパラリンピックで日本選手最多となる15個の金メダルを獲得したレジェンド、成田真由美選手も女子50メートル背泳ぎに出場と、初日(21日)から実力者が次々と登場します。

注目の若手も!

日向楓選手、窪田幸太選手(左から)

 

伸び盛りの若手では、両腕に障害がある15歳の日向楓選手が出場する2日目の男子50メートルバタフライ、21歳の窪田幸太選手の3日目の男子100メートル背泳ぎに注目です。

世界記録更新なるか

また、代表に内定している3選手は、それぞれの得意種目に登場し、世界記録更新も期待されます。

 

 

全盲のエース、木村敬一選手は100メートルバタフライで世界記録まで、あと0秒05に迫っています。

 

東海林大選手、山口尚秀選手(左から)

 

知的障害のクラスの山口尚秀選手は100メートル平泳ぎで、東海林大選手は200メートル個人メドレーでそれぞれ自身が持つ世界記録更新を狙います。

 

大会は新型コロナウイルスの感染対策のため、無観客で行われます。

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島中 俊輔 記者

平成21年 NHK入局。静岡局、鹿児島局を経て、スポーツニュース部。パラ競泳を中心にパラリンピック担当。

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