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のぼせ注意!今、"ご当地"温泉卓球が熱すぎる!

2019-01-16 午後 0:00

若手選手の活躍やTリーグの開幕と話題に事欠かない卓球。これは・・・最近卓球がキテる!しかしだいぶ前から卓球が熱いスポットがあることを皆さん忘れていませんか?そう、そこは“温泉”!!!!

 

温泉と言えば卓球!卓球と言えば温泉!と言っても過言ではないくらい切り離せない関係。

 

なんと各温泉地の協力のもと、“ご当地”温泉卓球の全国大会が開催されているというのです!

 

 

いったいどんな大会なのか?

全国の各温泉地がさまざまなアイテムをラケット代わりに使って卓球を行うのが“ご当地”温泉卓球。そんなご当地温泉卓球が一堂に会し、違うラケットで一つの球を打ち合う卓球界の異種格闘技戦、それが『ご当地温泉卓球全国大会』なんです。卓球って、ここまで自由で楽しいものだったのか!と思わせるフリースタイルっぷりがスゴイのです!

 

そこに卓球をより楽しむためのヒントがあるのでは?と考え、早速電話インタビュー!

 

 

今回対応していただいたのは、ご当地温泉卓球振興協議会を代表して情報をまとめてくださった山口県・湯田温泉の瀧下(たきした)さん。(写真左から2人目)

 

電話口からも伝わるその熱気に押されつつも、色々質問をぶつけてみました。

なぜ温泉には卓球がつきものなのか?

 

瀧下「これには諸説ありますが、昭和の団体温泉文化の中で培われたのだと思います。当時温泉地には今ほどアクティビティが無かったということもあり、宿にはよく卓球台がおかれていました。そして卓球って世代を問わずにできるスポーツだということもあり、家族旅行などともマッチしたのだと思います。90年代後半に公開された温泉卓球の映画をヒントに、温泉地を盛り上げるツールとしても機能したんじゃないでしょうか。賑やかだった温泉地の一つの象徴ですよね」

 

確かに!卓球が世代を問わずにできるというのは団体旅行とマッチしますよね!

 

瀧下「お客様にも言われたことがあるのですが、ザ・ドリフターズが温泉旅館でスリッパで卓球しているコントがあって、そのイメージも浸透しているのかもしれません(笑)」

 

ドリフ、さすがですね!!!

そもそもご当地温泉卓球大会はなぜ始まったの?

 

瀧下「実はご当地温泉卓球大会は今年で7年目なんです。最初は黒川温泉(熊本県)、嬉野温泉(佐賀県)、湯田温泉(山口県)、雲仙温泉(長崎県)の4つの温泉地が集まり、お互いの温泉地の活性化、閑散期の集客などの問題を抱えていた時に、お互い協力して解決していこう!ということで始まりました」

 

集客課題に卓球というのは面白いですね!

 

瀧下「そうなんです。次第にその思いを共有できる仲間が集まり、参加温泉地もまっかり温泉(北海道)、十勝ナウマン温泉(北海道)、うまじ温泉(高知県)、長門湯本温泉(山口県)、こんだ薬師温泉(兵庫県)を加えて9つにまで増えたんですよ。まさかここまでになるとは私たちも驚いています!」

 

北から南までスゴい!なんだか初っ端からグッ!ときます。今日は色々熱い話が聞けそうです。温泉卓球なだけにッ!

普通の卓球とは何が違うのですか?

瀧下「色々と違いがあるのですが、まずはボールの大きさが違います。普通の卓球ボールよりも4ミリ大きめのラージボールを使います。そして何と言っても普通の卓球ラケットは使いません!それが一番大きなポイントですね」

 

調べていると色々見かけましたよ!スリッパとか風呂桶とか・・・面白すぎます!

 

瀧下「そうなんです!面白いでしょ?地域ごとにルールも違っていたり、何よりも参加する人が楽しみやすく、面白いというのがポイントです。女性や子供にも優しく、ゆる〜く参加できて、楽しければなお良し!それがご当地温泉卓球なんです。もちろん大会の際は共通のルールを設けて、試合中に全てのアイテムを使うようにして公平さを保ったりしますね」

 

 

テレビで見かける気合入りまくりの気迫の卓球とは真逆ですね!やってみたい!それではそのラケットの代わりとなるアイテムについて教えてください!

ラケットに変わるアイテム紹介①:スリッパ

 

瀧下「普通の卓球のラケットとは違うオリジナリティあふれるラケットばかりなのですが、まずは“スリッパ”です」

 

スリッパで卓球というのはテレビなどで見かけたことがあります!

 

瀧下「普段スリッパを使っているのは、湯田温泉・まっかり温泉・嬉野温泉なんです。スリッパはやはり持ちやすさと打ちやすさがポイントですね。見た目のインパクトはスリッパなので弱めですが。ちなみに私のいる湯田温泉のスリッパはオリジナルなんですよ」

 

確かにスリッパで卓球するイメージはできる!これならやれそうな気がする!

 

瀧下「確かに一番扱いやすいのはスリッパかもしれませんね。コツをつかめばラリーもスマッシュもできる様になりますよ」

 

おぉぉ!!スマッシュしてみたいです。憧れます、スリッパスマッシュ!

ラケットに変わるアイテム紹介②:木うちわ

 

瀧下「続いては木うちわですね。これはうまじ温泉のある馬路村特産を使います」

 

なんだか一番卓球のラケットに近い感じがしますね。

 

瀧下「そうですね。なので持って良し!打って良し!使いやすいアイテムです。ただ軽くて強く打ちすぎると割れちゃったりします。試合が終わって暑くなったらこれでクールダウンです!」

ラケットに変わるアイテム紹介③:かまぼこ板

 

瀧下「さあ、次はかまぼこ板です。長門湯本温泉で使われているのですが、山口名物・仙崎かまぼこの板を利用しています」

 

かまぼこ板まで使うんですか?!めちゃくちゃエコですね!!!

 

瀧下「このかまぼこ板は小さく握りやすいんです。ただ小さいので見た目が少し地味ですね。でも板なので打つといい音します!」

ラケットに変わるアイテム紹介④:鍋ぶた

 

瀧下「さあ、まだまだありますよ!次は雲仙温泉で使われている鍋ぶたです。これはバックハンドは柄の部分があるので打ちにくいんです。試合の際は材質や大きさが違う物の中から参加者に選んでもらいます。これはまさにフィーリングが大事です」

 

確かに大きかったり、素材が違ったりするとどれを選んだらいいか・・・最後はフィーリングですか!

 

瀧下「そうそう!見た目のインパクトはなかなかのものですよね。鍋ぶたで卓球っていう自由さがご当地温泉卓球らしさを出しています」

ラケットに変わるアイテム紹介⑤:入湯手形

 

瀧下「さあ続いては黒川温泉の入湯手形です。これは湯巡りの際に使われているものです。ポイントは持ち方のバリエーションですね。どこをどう持っても打てるのが魅力です。ただ面積が小さいので打つ難しさはあります。大きさもバラバラなので、より面積の大きなものを選んだほうが良いです」

 

なんだか試合後そのまま温泉巡りしたくなる魅惑のアイテムですね!

 

瀧下「(笑)この温泉手形は熊本県ならではのくまモンの焼印が人気なんですよ。お子様にも使いやすくて人気です」

ラケットに変わるアイテム紹介⑥:ナウマンぞうり

 

瀧下「ナウマンぞうりは加盟したばかりの北海道の十勝ナウマン温泉で使われているアイテムです。市販のぞうりにナウマン象のぬいぐるみを付けている変わり種なんですよ。これが意外とデカくてインパクト大です!まさかぬいぐるみが後付けとはビックリしました!」

 

あふれんばかりのオリジナリティとクリエイティビティを感じずにはいられない!

 

瀧下「ですよね!ちなみに打つときの音はとても静かです(笑)。ぬいぐるみが付いているので重さがあります。でもこれは本当にインパクト重視!!」

ラケットに変わるアイテム紹介⑦:風呂桶

 

瀧下「最後はこれです!風呂桶!」

 

おぉ!温泉感丸出し!温泉ならではじゃないですか!!

 

瀧下「この風呂桶はラケットの代わりとしてだけではなく、これを並べてネットの代わりとしても使っているんですよ。そして音が良いですよ。ずっとラリーを続けていたくなるんです。見た目のインパクトもありますし、この自由さがご当地温泉卓球を表していますね」

 

最初は普通に使いやすそうなアイテムの紹介でしたが、後半はあまりに自由すぎるアイテムにびっくりしてしまいましたよ!でもこの自由さは確かに楽しさを感じずにはいられない!

やはり卓球経験者の方が有利なのか?

 

瀧下「もちろん経験者のほうがコツをつかんだりするのが早かったりと有利かと思いますが、意外と初めての方でもラリーが続いたりするんですよ!なので・・・センスかな?と思います(笑)。試合中に対戦相手とコミュニケーションが突然始まったりとか色々おきますから、どうなるか分かりません!

 

もちろん練習や慣れも大事ですが、審判に気に入られることも大事だったり(笑)。とはいえご当地温泉卓球は楽しく参加してもらって、また次も参加したい!と思って欲しいですし、そういう他にはない思い出を作って欲しいですね。とにかく上手下手こだわらずに、とことん楽しんで欲しいです。試合の勝敗より、楽しんだもの勝ちだと思います」

 

ナウマン象が付いたスリッパや風呂桶で卓球したら楽しいに決まってますよ!スゴくインスタ映えしそうだし!

ご当地温泉卓球的に全日本卓球選手権の見所は?

最後に唐突ですが、全日本卓球選手権のどういう部分に注目しますか?

 

瀧下「と、突然ですね!(笑)。やはり温泉卓球とは一味も二味も違うまさに真剣勝負ですよね。息を呑む様なラリー、強烈なスマッシュ、何よりも選手の皆様が本気で戦っている姿がやはり見所だと思います。

 

ラケットは違うのですが、私たちもたくさんの人たちに卓球の楽しさを伝えて、卓球界の盛り上げのお手伝いができればと思っています」

 

本日は色々お話し聞かせていただいてありがとうございます!いつか温泉旅行に行った際にすぐに卓球できる様に今日から家にある鍋ぶたを使って練習します!ありがとうございました!

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