特集 誰でも卓球がうまくなる!ラリーとサーブのコツ

若手選手の活躍で、ますます盛り上がりを見せている卓球。
近頃は食事やお酒と一緒にプレーできる卓球バーなどもできて、さらに気軽に楽しめるようになりました。
そこで今回は、卓球初心者にこそ見て欲しいラリーを長く続ける方法と超曲がるサーブの打ち方についてご紹介します!
~ラリー編~
まずは卓球の基本となる安定したラリーをマスターしたいもの。上手く打ち返せないという方でも、ラケットの向きや力加減を調節するだけで、思い通りの方向にボールを打ち返すことができますよ!
ラリーを長続きさせるためのヒケツ
ポイント①ラケットは下向きで構える
ラリーを長く続けるためには、ラケットを打ちたい方向に向けることがカギになってきます。「そんなの当たり前だよ!」と思うかもしれませんが、初心者はラケットを上向きに構えやすいのだとか。
ボールが上に跳ね上がりすぎることなく、方向もコントロールしやすくなるため、ラケットはやや下向きに構えましょう。
ポイント②腕を振る角度は90度の範囲内
力が入ると、ついラケットを振りすぎてしまいますがそれはNG。90度の範囲内で振ることを心がけましょう。ラケットを振りすぎてしまうと、腕を元の位置に戻すまでに時間がかかってタイムロスになり、球に追いつかない…なんてことが起きてしまうのです。
腕はコンパクトに振ることを意識すれば、コントロールが効きやすいうえに、スピードの速いボールにもついていくことができますよ。
ポイント③リズムを意識する
ラリーのリズムは、軽快にスキップするようなイメージで。スキップする時の「タタンタタン」という一定のリズムをラリーでキープすれば、自分にも相手にも打ちやすいラリーができます。球と体の動きを連動させることがとても大事なのです。
卓球における「タタンタタン」のリズムをマスターするためには以下の3つのポイントを意識してください。
① 相手側の卓球台にはねる音で、ラケットを体の正面に構える
② 相手が打ち返す音で、ラケットを引き始め、体の真横まで持ってくる
③ 自分側の卓球台にはねる音で、ラケットを振り始める
これで、タイミングよくボールを打ち返すだけ!
ラリーは相手への思いやりと練習あるのみです!
卓球の基本の動きなので、初心者の方はぜひここから習得してみてください。
遊び感覚で楽しく身につける!卓球が上達するためのゲーム
卓球が上手くなりたいけれど、単調な練習ばかりは嫌だ…という方に、簡単なゲームで楽しく上達する方法をご紹介します。
家族や友達とチームを組んで練習すると、きっと盛り上がりますよ!
卓球リレー
ルールは簡単!ボールをラケットの上に置いて、卓球台を一周します。一周したら次の人に球を渡すだけです。
ボールを落とさず、スムーズに動けるようにすることで、ラケットのコントロールが上手くなることが期待されます。
ボールつき
ラケットで球を真上につくだけのこのゲーム。単純ですが、球を打つときの正しい面の向きと力加減の習得に効果的です。テニスやバドミントンと同じ感覚で取り組めそうです。
ボールつきしりとり
慣れてきたら、ちょっと頭を使うゲームにもチャレンジ。しりとりをしながらボールつきをしてみましょう!単語を答えたら、次の人に手を使わないで球を渡してください。
卓球としりとりにはどんな関係があるの?と疑問に思うかもしれませんが、卓球の初心者や経験が浅い人は、卓球をするときに息を止めてしまいがちなので、動きながら常に呼吸をするための練習になるそうですよ。
さぁ!ラリーをマスターしたら、お次はサーブです!
~サーブ編~
試合の最初から相手を圧倒するようなサーブが打てたら、その後の試合を有利に展開できます。初心者でも簡単にできるミラクルサーブの方法をご紹介しましょう!
卓球サーブの3つのルール
まずは基本から。卓球のサーブには、いくつかのルールがあります。1つ目は、ボールは手の平を広げてのせ、相手に見えるようにすること。
2つ目は、ボールを投げて手の平から離すときは、16センチ以上高くあげなくてはならないこと。
そして3つ目、ボールを打つときは、卓球台の自分のエリアと相手のエリアに、それぞれ1バウンドさせること。
ノーバウンドも、バウンドのし過ぎもルール違反になってしまうので、きちんと打つタイミングを見極めてくださいね。
これが基本のサーブ。まずはこのルールを理解してサーブを打ってみてください!
予測不能なカーブサーブを打つ方法
球を正面に打つように見せかけて、1バウンド目で突然の急カーブ…!
卓球の試合でおなじみのミラクルサーブです。難しそうなこのサーブも、たった2つのポイントを押さえれば、簡単にマスターできちゃいますよ!
ミラクルサーブを打つにはまず、打つ時の球の位置が重要。
球を時計に見立てた時の7時の位置に、ラケットを当てるのです!
7時の位置に当てた球を…
下から左ななめ上に打つ!
そうすることによって、強烈な右回りの回転がかかるのです。
たったこれだけでミラクルサーブが打てるなんて…!今すぐ試してみたくなりますよね!
球をすくい上げるようなイメージで、ラケットを動かしてみると良いそうですよ!
さらに強くなりたい人向け!「フェイクモーション」
フェイクモーションとは、ボールを打つ前と打った後に取り入れる体の動きのこと。
一見無意味な動きにも思えますが、フェイクモーションをすることでどんなサーブを打ったかわかりにくくし、相手を惑わせることができるという効果があります。
技術以外にも卓球で勝つ戦略があるとは…!みなさんも、ぜひオリジナルのフェイクモーションを取り入れて、相手を惑わす卓球を試してみてください!
卓球の基本は何といっても安定したラリーから。慣れてきたら、カーブのかかったサーブも取り入れて、ゲームで大量得点しちゃいましょう♪