ストーリーサッカー

なでしこ 遠藤純「W杯へ "仕掛ける"」

2019-05-27 午後 0:00

 

遠藤純選手は中学校から親元を離れ、原発事故のあと静岡に拠点を移したJFAアカデミー福島でプレー。2018年、高校3年の秋になでしこジャパンに初めて選出されました。翌年2月には初めて試合に出場し、早稲田大学に通いながらなでしこリーグのクラブで活躍しています。

そして、5月にはFIFA女子ワールドカップ2019のメンバーに入り、世界最高峰の舞台に挑むことが決まりました。

メンバー決定に "ほっとした"

──代表に決まったときの気持ちは?

遠藤純選手

本当にうれしかったし、すごくほっとした気持ちが1番でした。なかなか実感がわかなかったんですけど、チャレンジャーとして気持ちを切り替えている段階です。

 

チーム最年少の選手として、ワールドカップに臨む遠藤選手。所属する日テレ・ベレーザはなでしこジャパンに10人が選出された、国内トップのクラブ。ふだんの練習から当たり負けしない体の強さやスピード、左足の正確なキックに磨きをかけてきました。

 

なでしこリーグ

 

その成果をなでしこリーグで発揮。4ゴールをあげ、得点ランキングで5位に入っています。

遠藤純選手

実感したことは仕掛けることというのが重要ってことで、自分はけっこうアタッカーなので、仕掛けずに終わってしまったらもったいない。そこは本当にリーグで意識しながらやってました。

地元や家族に支えられて

後援会の人

 

遠藤選手の支えは、子どもの時にサッカーを教えてくれた父の淳さんや家族との絆。そして、地元福島の応援です。ことし2月には、後援会も立ち上がりました。

遠藤純選手

自分1人だとここまでこれなかったと思うので、後援会をたちあげてくれた方々もそうですし、1番は家族の支えというのもあるし、すごい力になるのでありがたい。

 

遠藤選手はこの春、早稲田大学に入学。サッカーと並行してスポーツ科学部で学び、アスリートの仲間たちと一緒に、充実した生活を送っています。

遠藤純選手

大学生活が始まる前は、結構のんびりというかダラダラしていたって思っていて。

でも今は大学生の友達が増えたので、外に行くというか結構関わることが多くなりました。月曜日がサッカーのオフなので、映画を見に行ったりとか、ごはんを食べにいったりしています。

 

ワールドカップのメンバー入りが決まったときは、色紙がプレゼントされました。

この春、静岡の寮を出てスタートした初めての1人暮らし。毎朝6時に起きて弁当を作っています。サッカーと勉強で忙しい中、家族やアカデミー時代のトレーナーに相談しながら、自炊を続けています。

遠藤純選手

初めての自炊の時には、しょうが焼きを作って、その後は自分は結構オムライスが好きなので基本そんな感じです。

うちからお姉ちゃんとかも来てくれるので、そこで教えてもらったりとかしてなんとかやりきってます。

流れを変えられる選手に

ワールドカップでは先発ではなく、途中出場が多くなると覚悟している遠藤選手。積極的に仕掛け、試合を決めるプレーをすると誓います。

 

遠藤純選手

もちろんスタメンを取りたいと思ってるんですけれども。やっぱり途中から出ることも大事なことだと思うので、流れを変えられる選手になれれば自分の中ではベストかなと思います。

常にチャレンジャーな気持ちを持って、大きな舞台で自分の大好きなサッカーをやれることは本当に少ないと思うので、1番は楽しんで笑って帰ってきたい。

矢部真希子

民放ラジオ局を経て平成27年にNHK入局。
遠藤純選手の出身地にあるNHK福島放送局白河支局に勤務し遠藤選手本人や家族を継続して取材。
学生時代は山岳部と柔道部でサッカーは勉強中です

 

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