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ウィンブルドン名物「ストロベリー&クリーム」人気の理由とは

2019-07-11 午後 0:00

 

現在、開催されているテニスの四大大会、ウィンブルドン選手権の名物は緑鮮やかな天然芝のコートだけではありません。

イチゴに生クリームをかけた「ストロベリー&クリーム」も名物の1つ。錦織圭選手など選手にもおなじみの「ストロベリー&クリーム」、人気の理由を取材しました。

1877年から続く観戦のお供!

カップに入った真っ赤なイチゴに真っ白な生クリームをかけた「ストロベリー&クリーム」。ウィンブルドン選手権では観戦のお供として会場の至る所で販売されています。

またグッズ売り場では、イチゴのイラストが描かれたキーホルダーやマグカップ、タオルなども売られています。

 

イギリスでは、もともと上流階級の間でイチゴにクリームをかけた食べ物がありました。

ウィンブルドン選手権の大会期間がイチゴの旬の時期にもあたるといい、1877年にストロベリー&クリームを会場で販売したところ、人気となり、いまも続いているというわけです。

 

 

期間中、毎日会場内で消費されるイチゴはおよそ3トン。使われているのは、イギリス南東部のケント州の農場で、その日午前5時ごろに収穫される採れたてのイチゴです。

 

お昼までに会場に到着してカップに詰められ、イギリス中部、ランカシャー州の生クリームをかけて作られるこだわりの「ストロベリー&クリーム」です。

マディー・ライトさん

 

大会期間中、午前8時から午後9時ごろまでイチゴのへたをとるアルバイトに携わるマディー・ライトさん(19歳)は、「イチゴが大好き。イチゴを見過ぎて、大会が終わったらしばらく見たくなくなるけど、この雰囲気の中で仕事が出来るのは最高です」と話していました。

ことしからは完全菜食主義、ヴィーガンの人向けに豆から作られたクリームを使ったものも。時代に合わせて少しずつ改良されています。

錦織選手もお気に入り!

 

「ストロベリー&クリーム」は選手たちにもおなじみで、錦織選手はウィンブルドンのイチゴをとても気に入っています。

錦織圭選手

毎年食べています。ことしも毎日会場のイチゴを持ち帰って食べています。

ここのイチゴはおいししいんですよ。

 

また、大坂なおみ選手は開幕前に大会のイメージを聞かれると「ストロベリー&クリーム。ファンシーでかわいいイメージ」と話していました。

 

サリー・イグザーさん

 

10年前からイチゴ販売の責任者を務め「サリー・ストロベリー」のニックネームを持つサリー・イグザーさんは、「テニスとストロベリー&クリームの関係は切り離せません。大会を体感できるものの1つとして定着しているし、新鮮で形の整ったものにこだわっているんです。毎朝わたくし、サリー・ストロベリーが味のチェックをして、OKを出してからみなさんにご提供しています」と話していました。

 

大会に関わる人たちの思いがこもり、選手やファンからも長年支持される伝統的な食べ物。ウィンブルドンの魅力はこんなところにもあるようです。

 

西村佑佳子

平成23年入局。スポーツニュース部。東京オリンピックに向けた組織委員会などを取材。 現在はテニス、バレーボール担当。

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