ストーリー相撲

照強「炎鵬と切磋琢磨して上がって行きたい」~小兵旋風 照強に吉田アナウンサーが迫る~

2019-09-02 午前 0:00

照強「炎鵬と切磋琢磨して上がって行きたい」~小兵旋風 照強に吉田アナウンサーが迫る~

照強は名古屋場所で12勝を挙げて敢闘賞を獲得。番付を一気に7枚上げて東前頭9枚目で秋場所に挑みます。

169センチ、同い年の炎鵬とともに土俵に「小兵旋風」を起こしている照強に、NHK大相撲中継でおなじみの吉田賢アナウンサーがインタビューし、大きな相手を倒す秘訣や目標とする相撲に迫りました。

炎鵬はライバルというより、互いに「がんばれよ」という感じ

──小兵力士が大活躍と話題になっているけれど……。
よかったんじゃないですかね。炎鵬関とはお互いに切磋琢磨(せっさたくま)して上がっていこうというね。向こうが頑張ればこっちも頑張る、こっちが頑張れば向こうも頑張るという、いい関係が築けたらいいかと思います。名古屋場所では2人揃って勝ち越して盛り上げられたから、これから先も盛り上げてやろうという気持ちは向こうもあると思います。ライバルというより、仲がいいので「がんばれよ」という感じです。

巡業の支度部屋でじゃれあう? 仲の良い2人 照強(左)と炎鵬(8月6日・東京 立川市)

 

──琴恵光関も活躍して石浦関も再入幕。小兵の活躍には何かあるのかな。
小兵とは、どこに縛りがあるのかなと思いますね。

──照強関の考える縛りは?
120キロ未満で170センチ以下が小兵だと思いますが、俺なんか130キロありますからね、俺はもうだいぶ小兵じゃなくなってきているね。

名古屋場所はまっすぐ正面から当たったのがよかった

──新入幕から2場所勝ち越せなかったのが名古屋場所で開花したのは、何か変わったんですかね。
ごまかして相撲を取らなかったのがよかったんじゃないですかね。まっすぐ正面から当たっていっていた。

大相撲名古屋場所3日目 照強―魁聖 自分より80キロ以上重い魁聖を押し出す(7月9日)

 

──ほう。
前に落ちる相撲も少なかった。いちばんの要因はまっすぐ当たってそこから動けたので、いろいろなことができたんじゃないかなと思います。今までは立ち合いに当たらずに、足取りにいったり、いらない変化したりしていたのが、正面から行って、ちょっといなして中入って押す、そういうのがよかった。春場所、夏場所と負け越した時点で、「ああこの相撲じゃだめだ、まっすぐもっと当たって前に出ないとだめだ」と考えて、伊勢ヶ濱親方や兄弟子で引退した安美錦関に指導していただいて、前に出る出方を教わった。

──よく小兵の人たちは、基本はしっかりと当たらないとだめなんだと言うんだけれど、やはり当たる当たらないで違うんですか。
名古屋場所で感じたんですが、やっぱり違いますね。まっすぐ当たることによって相手が慌てる。しっかり当たれば当たるほど持っていけるんです。

いい結果が出せるように体作りを頑張りたい

照強(左)と吉田アナウンサー

 

──名古屋では好成績を挙げたけれど、秋場所は?
まっすぐ当たっていって秋場所も結果が出せれば合格ですよ。これで結果を出せないようであれば、相撲をもっと磨かないといけないということです。この相撲でいけるかどうか、秋場所に懸かっている。幕内はみんな強いので。

──秋場所は一つのポイントだろうね、いろんな意味でもね。
気合い入れて体を作り直して、もっと上に行ったら、(相手が)どんどんでかくなってくるのでその重さに耐えられるように、体作りを頑張る。いい結果を出せるように頑張るしかないですね。

吉田賢アナウンサー

昭和58年NHKに入局。62年の秋場所から大相撲中継を担当し、千代の富士や大乃国、北勝海、双羽黒の四横綱時代から現在まで32年に渡って大相撲を伝え続けている。歯切れのよさと重厚さを併せ持った実況で人気を集めている。現在、NHKグローバルメディアサービス所属。

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