ストーリーラグビー

ラグビートップリーグ第2節 「東芝×クボタ」 実況アナの注目は?

2021-02-26 午後 02:30

2月20日に開幕したラグビートップリーグ。開幕戦でトヨタ自動車にわずか1点差で敗れた東芝と、宗像サニックスに快勝したクボタが、第2節で対戦します。

 

トップリーグ最多タイの5回の優勝を誇る東芝は、伝統のハードワークが持ち味。スクラムやラインアウトといったセットプレー、体を張ったディフェンスが強みです。

 

トッド・ブラックアダーHCも「シーズン前から新たなシステムにも取り組んで、セットプレーのレベルは上達している。クボタ戦に向けても良いプランを準備してきたので、楽しみにしてほしい」と自信をのぞかせています。

 

(リーチ マイケル選手、マット・トッド選手<左から>)


チームには、2019年のラグビーワールドカップで、日本代表の主将をつとめたリーチ マイケルや、同じく代表メンバーに入った徳永祥尭が在籍。さらに、オールブラックスで活躍したマット・トッドも、豊富な運動量でチームに貢献しています。

 

数多くのタイトルを手にしてきた、名門の東芝ですが、トップリーグの優勝となると、2009年度が最後。ことしで10年目のシーズンを迎えるリーチも、実は、東芝での優勝は未経験です。

 

 

本人に話を聞くと「このチームで優勝を目指すということが、今シーズン最大のモチベーション。地元、府中のファンも増えてきて、町で声もかけられる機会も去年以上に増えている。次のクボタ戦では、80分間ピッチで、自分のアグレッシブなプレーを発揮し続けたい」と意気込んでいます。

 

一方、悲願の初優勝を目指すクボタには、ワールドカップで活躍した世界最高峰のスター選手がズラリ。

 

(ピーター・ラブスカフニ選手、マルコム・マークス選手、バーナード・フォーリー選手<左から>)

 

日本代表の8強入りを支えたピーター・ラブスカフニ、南アフリカの優勝メンバー、マルコム・マークス、オーストラリア代表の司令塔、バーナード・フォーリー、元オールブラックスのライアン・クロッティといった豪華メンバーでシーズンに臨みます。

 

マークスは、開幕戦、圧倒的な存在感でマン・オブ・ザ・マッチを獲得。「これからもこのメンバーと戦うのが楽しみ」と話すマークス。チームにどんな新しい力をもたらしてくれるでしょうか。

 

(立川 理道 選手)

 

日本代表経験も豊富な立川理道主将は、数多くのスター選手がチームに入ったことについて「頼りになる選手がたくさんいるので、うまく役割を分担しながら戦えている。彼らは、自分たちのやりたいことや、味方にやってほしいことを的確にしゃべってくれる。そういう選手たちが近くにいるのは、とても心強い」と話します。

 

(フラン・ルディケHC)

 

第2節も、初戦と同じスターティングメンバーで臨む予定のクボタ。フラン・ルディケHCからは「相手も強いFWがいて、さらにうまいBKがいる、同じようなスタイルのチーム。“腕相撲”のようなぶつかり合いになるのではないか」との言葉。

 

中継で解説をつとめる、元日本代表の坂田正彰さんは、両チームの開幕戦を見たうえで「お互い手ごたえのある試合を戦って良いスタートが切れた。東芝は、開幕戦の後半に見せたように、それぞれが連動してボールをリサイクルできれば、リズムに乗れるのではないか。クボタは、ここ数年でセットプレーが格段に良くなっている。攻撃のオプションも多彩。パワーやサイズを備えた外国人が、本来の持ち味を発揮できるかどうか」と分析しています。

 

どちらもコンタクトに自信をもつチームどうし。いかに接点の強さで上回れるかが勝負のカギとなりそうです。

この記事を書いた人

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池野 健 アナウンサー

NHK佐賀放送局所属。平成18年入局以来、高校、大学のラグビー強豪校や、40歳以上の『不惑ラグビー』チームなどを取材しながら大学選手権やトップリーグの中継に携わる。2019年W杯では、東北地方に向け、釜石で行われたフィジー-ウルグアイ戦のテレビ実況を担当

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