ストーリーラグビー

中村亮土が振り返る 名手バレットとTL開幕戦

2021-02-25 午後 05:00

ついに開幕したラグビー・トップリーグ。2月21日、強豪サントリーの開幕戦では、おととしのワールドカップでも活躍したニュージーランド代表・オールブラックスの司令塔、スタンドオフのボーデン・バレット選手が登場。日本代表の流大選手や中村亮土選手と強力バックス陣を形成し、世界最高峰のプレーを見せました。

サンデースポーツでは、試合後にチームのキャプテン、中村選手にリモートインタビュー。コロナ禍で1年ぶりの試合となったトップリーグ開幕を迎えた思い、そしてバレット選手とのプレーの秘話を語ってもらいました。

超豪華バックス陣が躍動!

サントリーサンゴリアスの開幕戦の相手は、三菱重工相模原ダイナボアーズ。バレットはスタンドオフに入り攻撃を統率します。さらにスクラムハーフには日本代表の流、センターには日本代表の中村と、オーストラリア代表でワールドカップに出場したサム・ケレビと豪華なメンバーが揃いました。

 

最初の見せ場を作ったのはキャプテンの中村。ゴール前へ力強い突破からケレビの先制トライにつなげました。

 

 

2分後には、バレットが相手二人を引きつけ、中村へオフロードパス。最後は流がトライを奪い、開始早々から破壊力のある攻撃を見せつけます。

そして前半終了間際、中村が相手を引き付け、走り込んだバレットがトップリーグ初トライ。

 

 

その後もバレットは、後半19分に交代するまで司令塔として味方のトライを演出。自身も8本のゴールキックとトライ1つを決め、デビュー戦21得点。チームも11トライを奪って75対7で圧勝しました。

キャプテン中村 1年ぶりのリーグ戦

 

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、シーズン途中で中止になってから1年。今シーズンも開幕延期を乗り越えて迎えたリーグ開幕戦を終え、中村キャプテンがNHKの単独インタビューに答えました。

 

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――お疲れのところありがとうございます。このラグビーができない1年間、中村選手はどんな思いを持って過ごしてこられましたか。

 

「ただ嘆いていてもしかたがないので、自分のやれることをしっかり積み重ねていました。何が起こるか分からない状況でも、チームの強さを保たなければいけないと感じていました。誰が試合に出てもいいような状態で、シーズンを通して戦い抜くことがチームとして大事ですからね」

 

――キックオフのときは、どんな思いがこみ上げていらっしゃいましたか。

 

 

「楽しかったですね。とにかくプレーしたい気持ちが強かったので。試合に入れば、僕が絶対やらなければいけないのは、体を張ってチームをリードすること。そこはシーズンを通して続けていきたいです」

中村が見た バレットのプレーは

――ボーデン・バレット選手、鮮烈なデビューだったと思います。一緒にプレーしていてどう感じていますか。

 

 

「キック、ランのスキルも高いし、フィジカルも強い。まさに全てを兼ね備えた選手ですね」

 

――開始4分、バレット選手のオフロードパスを中村選手が受け、トライにつながった場面は印象的でした。プレーを振り返ってもらえますか。

 

「あの時、最初スクラムハーフの流は人数の揃っている右にパスを出そうとしていたんです。でも左にいたボーディ(バレット)の呼びかけで瞬時にそちらにパスを出した。ボーディの前にはスペースがたくさんあったので、彼の判断でキャリーして、それに僕が反応してパスを受けてゲインしたという感じですね。彼の存在で、これまで以上にサントリーのアタックは脅威になると思います。」

 

――ラグビーは来シーズンから新リーグになり、トップリーグとしての開催は今シーズンが最後です。シーズンへの意気込みをお願いします。

 

 

「最後のトップリーグを優勝で飾りたいと、チーム全員が思っています。これまで以上にサントリーらしい、“アグレッシブアタッキングラグビー”を体現したいと思います!」

 

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バレット選手以外にも、ワールドカップで活躍した各国代表選手たちが多く参戦する、今シーズンのトップリーグ。4月11日まで各チーム7試合を戦った後、プレーオフトーナメントで優勝を争います。決勝は5月23日。最後のトップリーグ王者はどのチームになるのか。NHKでは注目試合を中継でお伝えしていきます。

 

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