NHK sports

アマチュアボクシング 全日本選手権 坪井智也 6年ぶりの優勝

その他のスポーツ 2023年11月26日(日) 午後7:50
アマチュアボクシング 全日本選手権 坪井智也 6年ぶりの優勝

アマチュアボクシングの全日本選手権が都内で行われ、おととし、世界選手権で金メダルを獲得した男子フライ級の坪井智也選手が6年ぶりの優勝を果たして、パリオリンピック出場がかかる世界予選の日本代表に決まりました。

男子フライ級 坪井智也が6年ぶり優勝


アマチュアボクシングの日本一を決める全日本選手権は、ことしは今月21日から東京・墨田区で始まり、最終日の26日は各階級の決勝が行われました。

今大会では、来年行われるパリオリンピックの日本代表が内定していない階級については、優勝した選手がオリンピック出場に向けた世界予選の代表に決まります。

男子フライ級では、おととしの世界選手権で金メダルを獲得した坪井選手が、この階級で2連覇中だった牧野草子選手と対戦しました。



坪井選手は序盤から鋭いワンツーのパンチを決めたほか、勝負どころで連打を打ち込むなど主導権を握りました。

そして、5対0の判定で勝って6年ぶりに優勝し、世界予選の代表に決まりました。


坪井智也「しっかりやれば金メダルを取れる」


坪井選手は「しっかり優勝してパリに向けて1歩進めたからうれしい。誰が見ても『坪井は日本に敵はいないな』と分かってくれたと思う」と喜びを話しました。そして「パリオリンピックは出られると思うし、しっかりやれば金メダルを取れると思う。今できている準備は30%ぐらいなので、もっともっとやっていく」と自信と意気込みを示しました。


女子ライトフライ級は木下鈴花が優勝


女子では去年のアジア選手権で日本女子として初めて優勝した木下鈴花選手がライトフライ級の決勝で、世界選手権で過去2回、銅メダルを獲得しているベテランの和田まどか選手と対戦しました。

ともにカウンターが得意な2人の対戦となりましたが、木下選手は上背で勝る相手に対し、足を使って距離を縮めてストレートや連続パンチを打ち込むなど試合を優位に進めました。

そして、5対0の判定で勝って初優勝を果たし、こちらも世界予選の代表に決定しました。


木下鈴花「勝って初めて泣いた」


木下選手は「今までの大会の中でいちばん気合いが入っていたし、勝って初めて泣いた。心からうれしかった」と喜びを話しました。

木下選手は、ボクシングでは日本女子として初めてオリンピックの金メダルを東京大会で獲得した入江聖奈さんと幼なじみで、試合中は会場に訪れていた入江選手から大きな声援を受けていました。

今大会、パリオリンピックで実施される階級では優勝した選手にベルトが贈られ表彰式のあと、木下選手は入江さんと表彰台に上がり、ベルトとともに一緒に写真に収まっていました。

木下選手は「聖奈の声はすごく響くので試合中も耳に届いた」とした上で、「世界予選の1回目がイタリアで行われるので聖奈には『パスタを食べてくる』と報告したい」と笑顔を見せていました。

入江さんは「幼なじみでライバルだった人が一番うれしい日を一緒に共有できたので私までうれしくなりました。この1年、パリを目指してかけてきたことがひしひし伝わってきた」と満面の笑顔でした。


関連キーワード

関連ニュース

関連特集記事