大相撲初場所 序ノ口は風の湖が優勝 ともえ戦の決定戦を制す
相撲
2023年1月22日(日) 午後4:32
大相撲初場所の序ノ口は、千秋楽の22日、モンゴル出身で押尾川部屋の風の湖が、3人による優勝決定戦を制して優勝しました。
初場所の序ノ口は、風の湖と、佐渡ヶ嶽部屋の琴佐藤、それに武隈部屋の岡野の、3人が6勝1敗で並び、千秋楽の22日、ともえ戦で優勝決定戦が行われました。
決定戦では、まず風の湖が岡野に勝ち、続いて琴佐藤にも「寄り切り」で勝って、序ノ口優勝を果たしました。
押尾川部屋の風の湖は、モンゴル出身の19歳。福岡県の希望が丘高校出身で、去年の九州場所の前相撲で初土俵を踏みました。
今場所は東の序ノ口11枚目で臨み、5日目の相撲で敗れましたが、四つ相撲を中心に白星を重ねました。
風の湖は、「優勝はあまり意識せずに自分の相撲を取るようにした。1敗したが、決定戦で勝ててよかった」と話しました。
今後の夢について問われると、「照ノ富士関のような横綱になりたい」と話し、「まだまだ押す力が足りないので稽古していきたい。来場所は全勝で優勝したい」と話していました。