大相撲初場所 三賞 敢闘賞に琴勝峰 技能賞に霧馬山
相撲
2023年1月22日(日) 午後10:51

大相撲初場所の三賞選考委員会が開かれ、千秋楽まで優勝を争った琴勝峰が敢闘賞に、4敗の小結・霧馬山が技能賞に選ばれました。
初場所の三賞選考委員会は千秋楽の22日、東京・両国の国技館で開かれ、敢闘賞に平幕の琴勝峰が選ばれました。
今場所の琴勝峰は11勝4敗の成績を挙げ千秋楽まで優勝を争ったことが評価され、初めての敢闘賞の受賞となりました。
また、結びの一番に勝って優勝すれば殊勲賞も受賞することになっていましたが、大関・貴景勝に敗れ初めての殊勲賞受賞はなりませんでした。

技能賞には11勝4敗の小結・霧馬山が選ばれました。
12日目に大関・貴景勝と対戦しすくい投げで勝った相撲などが評価され、初めての受賞となりました。
琴勝峰「気持ちで負けないよう」
琴勝峰は「千秋楽の結びということもあって、雰囲気が違う取組だった。挑む立場なので思い切っていこうと思った。内容は思っていたとおりにはいかなかったが、思い切っていけた」と振り返りました。
敢闘賞については「うれしい」と話したうえで、今後に向けて、「精神力がすごく大事だと感じたので、気持ちで負けないようにやっていきたい」と意気込んでいました。
霧馬山「やっと少し技が出るように」
初めての技能賞を受賞した小結 霧馬山は、「うれしい。やっと少し技が出るようになった」と喜びを話しました。
今場所は、三役では自身初めてのふた桁となる11勝を挙げ、「体の調子がよかったと思う。稽古しかないので、頑張って力をつけたい」と話していました。