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体操 全日本シニア選手権 個人総合優勝 男子は杉野 女子は宮田

体操 2022年9月19日(月) 午後9:42
体操 全日本シニア選手権 個人総合優勝 男子は杉野 女子は宮田

体操のトップ選手が出場する全日本シニア選手権が開かれ、個人総合で男子は杉野正尭選手が、女子は宮田笙子選手がそれぞれ優勝しました。


今月17日に東京 立川市で開幕した全日本シニア選手権は大会最終日の19日、東京オリンピック団体で銀メダルを獲得した谷川航選手や弟の翔選手など日本代表のメンバーなど国内のトップ選手たちが出場しました。

このうち、男子は杉野選手が得意の鉄棒で離れ業を次々に決めて、この種目トップとなる14.933をマークするなど、6種目で安定した演技を見せ、合計85.964で2位に0.531の差をつけて初優勝を果たしました。

一方、谷川航選手は得意の跳馬では、難度の高い「ブラニク」を挑んだものの、最後の着地で乱れ得点は14.233にとどまりました。

5種目めの平行棒で持ち前の力強い演技で次々と技を決めて15.000の高得点をマークしましたが、最後の鉄棒で落下するなど、6種目の合計で84.298と4位となり、来月の世界選手権へ課題を残しました。



また、女子はことしのNHK杯で優勝し、世界選手権初出場を決めた宮田笙子選手が個人総合の4種目に臨みました。

最初の種目「ゆか」では、世界選手権に向け、1か月前に変更した曲に合わせて、持ち味の表現力を生かしたダイナミックな演技を見せ、13.533をマークしました。

2種目めの得意の「跳馬」では強みの脚力を生かした高さのある演技で着地で少し動いたものの14.166と高得点を出し、すべての種目で13点以上をマークし、3種目でトップになりました。

宮田選手は4種目の合計で55.265をマークして2連覇を果たしました。


男子個人総合 優勝の杉野「パリ五輪へのステップアップに」


全日本シニア選手権の男子個人総合で優勝した杉野正尭選手は「この優勝は、再来年のパリオリンピックへのステップアップになったし、来年の世界選手権の代表を勝ち取るためにも必要なタイトルだと思う。自分の体操の進化を今回の大会で見せられた」と話しました。

そのうえで「常に試合の緊張感を持って練習にも取り組んできて、きょうも持ち味のダイナミックで勢いのある演技ができた。今後も僕なりの演技の組み立てをしながら、世界に通用する選手になっていきたい」と意気込みました。


女子個人総合 2連覇の宮田「優勝より悔いが残っている」


女子個人総合で2連覇を果たした17歳の宮田笙子選手は「優勝したということよりもうまくいかなかったことの悔いが残っている。跳馬は着地を止めにいこうという思いがありすぎて前のめりになってしまった。平均台でまき返せて最後にしっかり立て直せたのでよかった」と振り返りました。

そのうえで、来月に迫った世界選手権に向けて「今回の反省を生かして練習していきたい。やるべきことをやって上位をねらうことが今の自分の目標だ」と話していました。


男子個人総合 4位の谷川「世界選手権までに」


全日本シニア選手権で男子個人総合で4位だった谷川航選手は「全体的によかったのは、テーマとしていた着地をしっかりねらって決められたことだが、跳馬では最後にコントロールができていない感じになったり、鉄棒で落下してしまったりしたので、最後まで通しきることを世界選手権までにやりたい」と振り返りました。


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