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横綱審議委員会 夏場所優勝の横綱 照ノ富士を評価

相撲 2022年5月23日(月) 午後10:30
横綱審議委員会 夏場所優勝の横綱 照ノ富士を評価

大相撲の横綱審議委員会が開かれ、夏場所で7回目の優勝を果たした横綱 照ノ富士について高村正彦委員長は「休場明けで心身ともに大変な状況のなか、最後は横綱としてしかるべき成績を残してくれた」と評価しました。


横綱審議委員会は23日夕方、東京 両国の国技館で開かれ、会合のあと高村委員長が記者会見を行いました。

高村委員長は、夏場所で3場所ぶり7回目の優勝を果たした横綱 照ノ富士について、「休場明けで心身ともに大変な状況のなか、最初は不安もあったが最後は横綱としてしかるべき成績を残してくれた。少しでも長く横綱にふさわしい成績をあげ続けて頂きたい」と評価しました。

一方で3人のうち2人が負け越し、優勝争いに加われなかった大関陣について「期待されてしかるべき地位にある方が必ずしもいい成績をあげられなかった。勝ち越しが1人だけというのは残念であり、あれでよかったとは力士に同情的な私も言えない」と奮起を促しました。

23日の横綱審議委員会には新たに委員に委嘱された俳優の紺野美沙子さんと元文部科学副大臣の池坊保子さんが出席し、初めて女性2人が参加して行われました。


新委員 紺野美沙子さん「委員会のバッジに重み」


横綱審議委員会のあと、新たに委員に委嘱された俳優の紺野美沙子さんと元文部科学副大臣の池坊保子さんが報道陣の取材に応じました。

紺野さんは「横綱審議委員会のバッジを頂いて、バッジに重みがあった。大相撲の一番のファンでありたいと思っている。大相撲をますます盛り上がるようにできたらなと思う」と述べました。

また池坊さんは初めて出席した横綱審議委員会について「新鮮だったし、驚きもあった。私どもの意見を理事長に申し上げるとともに、理事長と執行部がどう考えて、どんな方針をしていきたいかという声も私たちに正確に届けてもらいたい、それを参考にしたいと申し上げた」と話していました。


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