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大相撲初場所13日目 横綱 照ノ富士と御嶽海 2敗で並ぶ

相撲 2022年1月21日(金) 午後9:06
大相撲初場所13日目 横綱 照ノ富士と御嶽海 2敗で並ぶ

大相撲初場所は13日目、関脇・御嶽海と平幕の阿炎の2敗どうしの対戦は御嶽海が勝ちました。優勝争いは横綱 照ノ富士と御嶽海が2敗でトップに並ぶ展開です。


中入り後の勝敗です。

▽千代丸に栃ノ心は栃ノ心が寄り切りで勝ちました。

▽若元春に千代大龍は千代大龍が上手投げ。

▽石浦に王鵬は石浦が下手ひねり。

▽一山本に照強は照強が寄り切り。

▽豊山に天空海は豊山が送り出し。

▽千代の国に碧山は碧山が押し出しで勝ちました。

碧山は勝ち越しです。

▽豊昇龍に琴恵光は豊昇龍が上手投げ。

▽隠岐の海に剣翔は隠岐の海が寄り切り。

剣翔は負け越しました。

▽玉鷲に琴ノ若は琴ノ若が押し出し。

琴ノ若は10勝目です。

▽佐田の海に逸ノ城は逸ノ城が寄り切り。

▽宇良に千代翔馬は宇良が寄り切りで勝ちました。

▽翔猿に霧馬山は翔猿が寄り切り。

霧馬山は負け越しました。

▽若隆景に遠藤は若隆景が寄り切り。

遠藤は負け越しです。

▽北勝富士に大栄翔は大栄翔が引き落とし。

北勝富士は負け越しました。

▽明生に宝富士は宝富士が渡し込み。

明生は負け越しです。

▽2敗どうしの対戦、御嶽海に阿炎は御嶽海が押し出しで2敗を守りました。

▽阿武咲に大関 正代は阿武咲が首投げ。

正代は負け越しました。

▽横綱 照ノ富士に隆の勝は照ノ富士が寄り切りで2敗を守りました。

初場所は13日目を終えて照ノ富士、御嶽海の2人が11勝2敗でトップに並んでいます。


大関 正代 負け越し決まる


大相撲初場所13日目、大関 正代が平幕の阿武咲に敗れて負け越しが決まりました。

今場所、途中休場した貴景勝とともに次の春場所は「角番」となります。

大関 正代は今場所、5日目から3連敗、9日目からも3連敗をするなど精彩を欠き、5勝7敗で21日、13日目を迎えました。

21日の取組では前頭5枚目の阿武咲に首投げで敗れて8敗目を喫し、負け越しが決まりました。

次の春場所は自身3回目となる負け越すと大関から陥落する「角番」となります。

今場所はもう1人の大関・貴景勝も右足のケガで4日目から休場して負け越し、次の春場所は二大関ともに「角番」となります。


各力士談話 照ノ富士と御嶽海は取材応じず


千代丸は同期入門の元幕内力士で、モンゴル出身の旭秀鵬が現役引退を発表したことについて「少ない同期の中で、頑張ってきたので、寂しい気持ちと素直にお疲れ様という気持ち」とねぎらいました。

新入幕の若元春は勝ち越しがかかる一番に敗れ「今の感じだと、当たられてしまうと残すのも厳しくなる。幕内は厳しいですね」としみじみ話していました。

碧山は去年春場所以来となる5場所ぶりの勝ち越しを決め「去年からずっとどこか悪いところがあった。なかなか勝ち越しに届かなくて、つらかったが、ほっとした」と充実した様子でした。

琴ノ若は去年の名古屋場所以来となるふた桁勝利にも「1日1日やることをやるだけ。安心することなく、勝てるようにやることをやる。最後までいい相撲とりたい」と気を引き締めました。

7勝目をあげた宇良は勝ち越しまであと1勝とし「あと2番残ってるんで、しっかり力を出し切りたい」と意気込みを示しました。

宝富士は小結 明生にに勝って9勝目をあげ「上手を取られて危なかったけど、前に足が出てよかった。疲れも出てきたが、あと2番頑張って取りたい」と話していました。

阿武咲は大関 正代から白星をあげるも「きょうはただのまぐれ。押し切れなかったし、足も出ていなかった。全然だめだった」と取組内容に反省していました。

2敗を守り優勝争いトップに立つ、横綱 照ノ富士と関脇 御嶽海は取材に応じませんでした。


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