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ショートトラック全日本女子500m 神長が優勝 代表争いで存在感

2021-12-18 午後 10:39

  

スケートのショートトラックで北京オリンピックの代表選考に関わる最後の大会・全日本選手権が始まり、女子500メートルは前回のピョンチャン大会代表の神長汐音選手が優勝して代表争いで存在感を示しました。


ショートトラックの全日本選手権は来年2月の北京オリンピックの代表選考に関わる最後の大会で、18日から2日間の日程で大阪市で始まりました。

北京オリンピックで日本が獲得した出場枠は男子が4人、女子が3人で、男子3人と女子2人についてはすでに代表が内定し、残りの男女1人ずつが全日本選手権の成績も踏まえて大会終了後に発表される予定です。

18日に行われた女子500メートルの決勝では、この種目の日本記録保持者で前回のピョンチャン大会代表の神長選手がスタートから抜け出し、持ち味のスピードを生かしてトップを譲ることなく滑りきり、大会記録を0秒103更新する43秒994で優勝しました。

神長選手は女子1500メートルでも3位に入り、代表争いで存在感を示しました。

ことし9月に全日本距離別選手権で2冠を達成した平井亜実選手は500メートル、1500メートルともに2位でした。

男子500メートルでは20歳の小池克典選手が優勝、ピョンチャン大会代表の渡邊啓太選手は2位でした。


神長「絶対に勝てると思っていた」


女子500メートルで優勝した神長汐音選手は「不安要素はなく、きょうの試合に強い気持ちで臨んだ。500メートルについては絶対自分が勝てると思っていた。結果にホッとせず気持ちを切り替えて、あすの準備をしっかりしてオリンピック2大会連続出場を決めたい」と話しました。


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