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ボクシング 井上尚弥 王座防衛に成功 バンタム級2団体統一王者

2021-12-14 午後 11:24

  

プロボクシング、バンタム級2団体統一チャンピオンの井上尚弥選手が東京都内で行われた防衛戦に臨み、タイの選手に勝って王座防衛に成功しました。


WBA=世界ボクシング協会とIBF=国際ボクシング連盟の2団体統一チャンピオンの井上選手は、国内ではおよそ2年ぶりの試合として、14日、東京・両国の国技館で防衛戦に臨みました。

試合にはおよそ7000人の観客が集まり、対戦相手はWBAランキング10位、IBFランキング5位のタイのアラン・ディパエン選手でした。

井上選手は序盤から多彩な攻めを見せましたが、相手の守りにダウンを奪えない展開が続きました。

中盤以降、ボディーを中心に攻めてさらに優位に立つと、第8ラウンド、強烈な左のパンチでダウンを奪い、相手がいったん立ち上がった直後にレフェリーが試合を止めました。

井上選手は8ラウンド2分34秒、テクニカルノックアウトで勝って防衛に成功しました。

WBAは6回目、IBFは4回目の防衛で、井上選手は世界戦の連勝記録を「17」とし、みずからが持つ日本の男子選手の最多記録を更新しました。

井上選手は「期待を下回る試合になってしまい申し訳ない。すごくタフで根性のある選手だった。メンタルがやられそうだった。こういう試合展開になってしまったが今後も期待してほしい」と話していました。

敗れたディパエン選手は「チャンピオンになれなかったのは悲しいが、井上選手はスピードが速く、テクニックもある選手だった」と話していました。


大橋会長 “階級上げる可能性も”


井上選手が所属する大橋ジムの大橋秀行会長は、試合後の記者会見で今後の対戦について見解を示しました。

井上選手は主要4団体のうち、WBA=世界ボクシング協会とIBF=国際ボクシング連盟の王者で、残る2団体ではWBC=世界ボクシング評議会のチャンピオンがフィリピンのノニト・ドネア選手、WBO=世界ボクシング機構が同じフィリピンのジョンリール・カシメロ選手となっています。

大橋会長は次はドネア選手との試合が最有力との見方を示したうえで、カシメロ選手の名前も挙げ「こじれて試合が実現できないときはスーパーバンタム級に上げることも考えている」と話し、目指してきた4団体統一王座にこだわらず、階級を変える可能性があることを明らかにしました。

これについて井上選手は「4団体統一というのを重視して、こだわってきたが、スムーズにいかなければ、スーパーバンタム級も考える。そこは陣営と相談していきたい」と話していました。


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