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カーリング世界最終予選 男子日本代表 デンマークに敗れ1勝1敗
2021-12-12 午後 07:47

来年の北京オリンピックの出場枠を争うカーリングの世界最終予選で日本の男子は12日、デンマークに3対11で敗れて予選リーグの通算成績が1勝1敗となりました。
オランダのレーワルデンで開かれているカーリングの北京オリンピック世界最終予選は、男子の日本代表として出場しているコンサドーレなど合わせて9チームによる予選リーグが行われています。
予選リーグ初戦を白星で飾った日本は12日の第2戦でデンマークと対戦しました。
試合は1対1の同点で迎えた第3エンド、スキップの松村雄太選手のラストショットがねらいどおりに決まらず2点を奪われ、1対3と勝ち越しを許しました。
続く第4エンドでは、相手のストーンが中心付近に3つ集まる場面で、松村選手のラストショットを谷田康真選手と清水徹郎選手が懸命のスイープで円の最も中心を寄せ、1点を取って相手の大量得点を防ぎました。
しかし3対5と2点をリードされた第7エンドで3点を奪われると、続く第8エンドでもさらに3点を失ったため、ここで日本は負けを認めて3対11で敗れました。
この結果、日本男子の通算成績は1勝1敗となりました。
次の予選リーグ第3戦はノルウェーと対戦します。
サードの清水「ストーンのスピードや曲がり 合わせられず」
男子の日本代表、コンサドーレでサードを務める清水徹郎選手は、敗因について「きのうの試合と全く違うアイスの状態で、チームとして最後までストーンのスピードや曲がりを合わせることができなかった。チャンスを作った場面もあったが、相手に決められたあとに追いつけなかったのがこれからの課題だと思う」と分析していました。
そのうえで「まだ1敗しただけなので下を向かず、次に向かって頑張って戦いたい」と切り替えていました。