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スピードスケートW杯第4戦 小平奈緒 女子500mで2位

2021-12-11 午前 07:48

  

スピードスケートのワールドカップ第4戦は10日、カナダで大会初日のレースが行われ、女子500メートルで小平奈緒選手が2位に入りました。

男子500mでは村上右磨が3位 W杯今季初表彰台


カナダのカルガリーで10日に開幕したスピードスケートのワールドカップ第4戦は日本選手にとって開幕まで2か月を切った来年2月の北京オリンピック前、最後の国際大会となります。

初日に行われたレースのうち、女子500メートルにはピョンチャンオリンピックの金メダリストの小平選手が出場しました。

小平選手は最初の100メートルを全体11番目と出遅れましたが、ここから重心の低い滑りでスピードに乗り、36秒81でフィニッシュして2位に入りました。

また、男子500メートルでは、28歳の村上右磨選手が日本選手として3人目の33秒台となる33秒89をマークして3位に入り、今シーズンのワールドカップで初めて表彰台に上りました。


小平奈緒「いつもの滑りをつかみ取れそうな感じでフィニッシュ」


小平奈緒選手は「最初の200メートルまでは何か確かめながら滑るような感じになったが、それ以降の300メートルは、いつもの自分の滑りをつかみ取れそうな感じでフィニッシュできたので、すごく収穫があった」と振り返りました。


村上右磨「本当にいいレースができた」


村上右磨選手は「苦しみながらきょうまで準備をしてきて、ようやく不安もなく自信を持ってスタートラインに立てた。氷を捉える滑りができたし、本当にいいレースができた」と振り返りました。

北京オリンピックに向けて激しさを増す代表争いについては「自分の調子が悪い中、ほかの日本選手の成績がよすぎて、メンタル的につらく、眠れない日もあった。今回3位に入れてホッとしている。タイムも33秒台を出せてよかった」と話していました。


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