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東京五輪・パラ開催経費 “額はまだ詰めの作業中” 組織委

2021-12-09 午前 04:02

  

開催経費が1兆6440億円の予算より少なくなる見通しになっている東京オリンピック・パラリンピックの開催経費について、大会組織委員会の武藤事務総長は記者会見で「現在、経費の詰めをしているところで数字は明らかではない。数字を詰めたあと、どのような対応をするか関係者の間で相談したい」と述べました。


ほとんどの会場が無観客となった東京大会の開催経費は、1兆6440億円の予算が計上されていましたが、大会関係者によりますと、観客に対する新型コロナ対策の費用などが少なくなったことから、総額で1兆5000億円程度となる見通しになっています。

この開催経費について組織委員会の武藤事務総長は、8日開かれたIOC=国際オリンピック委員会の理事会のあとの記者会見で「競技会場の原状回復工事は進行中で、現在はそういうところも含めて経費の詰めをしているところで数字は明らかではない」と述べました。

大会経費は組織委員会と東京都、国の3者が分担することになっていて、武藤事務総長は「数字を詰めたあと、どのような対応をするか関係者の間で相談したい」と3者の間で協議を進めたい考えを示しました。

一方で、具体的な数字を示す時期については「できれば年内が望ましいが、必ずできるという状況ではなく具体的にいつと申し上げる段階ではない」と述べるにとどまりました。


表彰台 メダリスト輩出した学校などに寄贈へ


東京オリンピック・パラリンピックで使われた表彰台がメダリストを輩出した全国の学校などに寄贈されることになりました。

東京大会では使い捨てのプラスチックなどをリサイクルしておよそ100個の表彰台が作られ各競技会場のメダルセレモニーで使われました。

この表彰台について組織委員会は、8日開かれたIOC=国際オリンピック委員会の理事会で、メダリストを輩出した全国の小中学校や競技会場のある自治体などに寄贈すると報告しました。

表彰台は、金メダリストが立つ中央の部分が2段に分解でき、銀メダリストと銅メダリストが立つ部分もそれぞれ分けることができます。

そこで表彰台を4つに分解したうえでメダリストが実際に立った台をその選手の出身校に贈ることも含めて学校や自治体などおよそ300か所を対象に希望を聞いているということです。

組織委員会は「廃棄されたプラスチックを再利用して作られた表彰台は持続可能性を示す代表的なもので、引き取ってもらえれば、レガシーとして残るのではないか」と話しています。


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