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サッカーJリーグ 最優秀選手にフロンターレのダミアン

2021-12-06 午後 09:36

  

サッカーJリーグで今シーズン活躍した選手などを表彰する「Jリーグアウォーズ」が6日夜行われ、最優秀選手にはJ1で得点王に輝いた川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアン選手が選ばれました。


「Jリーグアウォーズ」は6日都内で行われ、今シーズン活躍した選手や監督などが表彰されました。

このうち、最優秀選手にはフロンターレのレアンドロ・ダミアン選手が選ばれました。

ブラジル出身のダミアン選手は1メートル88センチの長身を生かした巧みなヘディングに加え、足元のテクニックも優れたフォワードで、今シーズン35試合で23点をマークして初の得点王に輝き、フロンターレのJ1連覇に大きく貢献しました。

フロンターレから最優秀選手が選ばれたのは2018年の家長昭博選手以来、3年ぶり4人目です。

また、ベストイレブンにはフロンターレから旗手怜央選手など最多の7人が選ばれたほか、今シーズン23点を挙げ、ダミアン選手と並んで得点王を獲得した、横浜F・マリノスの前田大然選手などが選ばれました。


ベストイレブンにはJ1連覇のフロンターレから7人


ベストイレブンには、J1連覇を果たした川崎フロンターレから7人が選ばれました。

▽ゴールキーパーは名古屋グランパスのランゲラック選手。

▽ディフェンダー3人は全員、リーグ最少失点のフロンターレから選ばれました。

センターバックの谷口彰悟選手とジェジエウ選手、それに、右サイドバックを務める山根視来選手です。

3人はいずれも昨シーズンに続く受賞です。

▽ミッドフィルダーは4人です。

フロンターレの家長昭博選手と脇坂泰斗選手。

ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手が2回目の受賞となりました。

グランパスの稲垣祥選手は初めての受賞です。

▽フォワードは3人。

フロンターレのレアンドロ・ダミアン選手と、横浜F・マリノスの前田大然選手は、いずれも23点をマークして得点王に輝きました。

また、フロンターレの攻撃の軸の1人として活躍した旗手怜央選手が初めて受賞しました。


最優秀選手 フロンターレ ダミアン「チームのみんなに感謝」


最優秀選手に輝いた川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアン選手は受賞後の記者会見で「チームとして団結力を持って戦うことができ、J1優勝、得点王にたどりつくことができた。チームのみんなに感謝している。ことしはACL=アジアチャンピオンリーグで残念ながらペナルティーキック戦で敗れたのでその経験を糧に来年はタイトルを勝ち取りたい」と喜びを語りました。


得点王 F・マリノス 前田「結果につながってよかった」


初めて得点王に輝いたF・マリノスの前田大然選手は「相手の怖いところに入って行くことができていたのが点を取れた要因だ。得点王は誰でもなれるものではないのでうれしい。チームのために走ることを1年間やってきて、結果につながってよかった」と話していました。


ベストイレブン フロンターレ 旗手「苦労したシーズンだった」


初めてベストイレブンに選ばれたフロンターレの旗手怜央選手は「苦労したシーズンだった。三笘選手と田中選手の2人が抜けてから僕が引っ張らないといけないという思いだった」と話しました。

複数のポジションをこなし、チームのJ1連覇に貢献したことについて「生き残るためだったらどのポジションでもやる。どのポジションで出てもゴールを目指す、これが旗手怜央だと思われるプレーを見せたい」と話していました。


ベストイレブン グランパス 稲垣「チームとしてレベルアップ」


初めてベストイレブンに選ばれたグランパスの稲垣祥選手は「そうそうたるメンバーの中からベストイレブンに選んでいただき、光栄に思う。チームとしての結果が評価されてこそのものなので、チームメートに感謝したい。ことしは運にも恵まれていいシーズンを過ごせたので来シーズンもそれ以上のパフォーマンスを出してチームとしてもレベルアップしていきたい」と話していました。


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