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卓球 世界選手権 女子ダブルス決勝 伊藤・早田ペアは銀メダル

2021-11-30 午前 06:42

  

アメリカで開かれている卓球の世界選手権は、女子ダブルスの決勝が行われ、伊藤美誠選手と早田ひな選手のペアは中国のペアにストレートで敗れて、2大会連続の銀メダルでした。


アメリカのヒューストンで開かれている卓球の世界選手権は最終日の29日、女子ダブルスの決勝が行われ、同じ21歳の伊藤選手と早田選手のペアは、おととしの前回大会の決勝で敗れた、中国の王曼※イク選手と孫穎莎選手のペアと対戦しました。

第1ゲームは伊藤選手のサーブや早田選手の威力のあるショットなど、互いの持ち味を発揮して9対8とリードしました。

しかし、ここから中国ペアの力強いショットを返すことができず、3ポイント連続で取られて逆転され、9対11で落としました。

第2ゲーム以降も厳しいコースに強烈なショットを打ち込む中国ペアの精度の高いボールに対応することができず、2ゲームを続けて落としました。

伊藤選手と早田選手のペアはゲームカウント0対3のストレートで敗れ、2大会連続の銀メダルで、日本選手どうしのペアとしてこの種目54年ぶりの金メダル獲得はなりませんでした。

金メダルを獲得した中国勢は、この種目、世界選手権で17連覇を果たしました。

※イクは「日」の下に「立」。


伊藤「すごく悔しい」 早田「いつか絶対に優勝」


伊藤美誠選手は「中国選手に勝って、決勝まで勝ち上がることができたのは自信になった。ただ決勝で勝たないといけないし、優勝以外は意味がないと思っているので、すごく悔しい気持ちでいっぱいだ」と涙をこらえながら話していました。

早田ひな選手は「日本代表として、この舞台で伊藤選手と戦えたことはうれしく思う。ただ、優勝できなかった悔しさがあるので、またしっかりと練習して、いつか絶対に優勝できるように頑張りたい」と雪辱を誓っていました。


“みまひな”ペアとは


伊藤美誠選手は静岡県出身の21歳。

2歳で卓球を始め、ラケットを巧みに使った独創的で多彩な技が持ち味です。

変幻自在のプレースタイルで、卓球王国 中国から最大のライバルとして警戒されています。

東京オリンピックでは、水谷隼選手とペアを組んだ混合ダブルスで日本の卓球で初めてとなる金メダル、女子団体で銀メダル、それに女子シングルスで銅メダルと出場した3種目すべてでメダルを獲得しました。

早田ひな選手は北九州市出身の21歳。

4歳から卓球を始め、身長1メートル67センチの長身を生かした威力のあるフォアハンドが持ち味です。

去年の全日本選手権の女子シングルスでは、伊藤選手や石川佳純選手を破って初優勝を果たしました。

東京オリンピックは代表争いに敗れ、同い年の伊藤選手と平野美宇選手が代表に選ばれる中、リザーブとして帯同し日本代表選手の練習相手を務めました。

3年後のパリオリンピックで代表入りを目指していて、ことし9月から10月にかけて行われたアジア選手権では、女子シングルスと女子団体、それに混合ダブルスの3種目で優勝を果たすなど国際大会でも実績を残しています。

伊藤選手と早田選手が女子ダブルスのペアを組んだのは4年前で、結成からわずか4か月だった2017年の世界選手権で銅メダルを獲得し2018年のワールドツアー「グランドファイナル」では決勝で中国のペアに勝って優勝を果たしました。

おととしの前回大会の世界選手権の決勝では、中国のペアに対して先に2ゲームを連取しましたが、その後、4ゲームを続けて落とし、逆転負けで銀メダルでした。

ペアとして女子ダブルスの試合に出場するのは、3連覇を果たした去年1月の全日本選手権以来で、プライベートでも仲のよい2人は何でも話し合える関係で、試合中も積極的にコミュニケーションを取りながら互いの持ち味を発揮しましたが、今回も決勝で中国のペアに敗れ、2大会連続の銀メダルとなりました。


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