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中日の投手 又吉がFA権行使の意向 独立リーグ出身選手で初
2021-11-28 午後 07:43

プロ野球 中日のリリーフの一角として活躍した又吉克樹投手が今シーズン取得したFA=フリーエージェントの権利を行使する意向であることが分かりました。FA権を行使できるのは29日からで、宣言すれば独立リーグ出身の選手では初めてとなります。
又吉投手は沖縄県浦添市出身の31歳、平成26年に独立リーグ四国アイランドリーグplusの香川オリーブガイナーズからドラフト2位で中日に入団しました。
サイドスローからの切れのある速球と手元で小さく動く変化球が持ち味で、今シーズンはリリーフの一角として66試合に登板し、3勝2敗8セーブ33ホールド、防御率1.28の成績を残しました。
又吉投手は、1軍登録の期間などの基準を満たし、今シーズン、国内に限ったFAの権利を取得しました。
権利を行使できる期間は29日からで、又吉投手がFA権を行使する意向であることが球団関係者への取材で分かりました。
期間初日の29日にも行使のための書類を提出するものとみられ、独立リーグ出身の選手では初めてとなります。
中日は残留に向けた交渉を続けてきた経緯があり、FA宣言すれば、今後行われる他球団との交渉で移籍するのか、宣言をしたうえで中日に残留をするのかを選ぶことになります。