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東京五輪ボクシングで金メダルの入江聖奈 全日本選手権で優勝
2021-11-28 午後 03:25
東京オリンピックのボクシングで金メダルを獲得した入江聖奈選手がオリンピックの後、最初の大会として出場した全日本選手権で2回目の優勝を果たしました。
東京オリンピックのボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江選手はオリンピックの後、最初の大会としてボクシングの全日本選手権に出場しました。
東京・墨田区の会場では28日、男女の各階級で決勝が行われ、入江選手は松持亜実選手と対戦しました。
入江選手は第1ラウンド開始直後から得意の左ジャブに加え、課題とするボディーをまじえたコンビネーションで攻め、ダウンを奪いました。
このあとも前に攻め続け、レフェリーが試合を止めました。
入江選手は1ラウンド1分15秒、レフェリーストップコンテストで勝ち、3年ぶり2回目の優勝を果たしました。
入江選手は「緊張して睡眠不足気味だったが、結果がついてきてよかった。大事な試合でメンタルコントロールをできるよう頑張りたい」と話していました。
また、今後について「来年のアジア大会で金メダルを取りたい。ボクシングを辞めてもとりえが残るように、あと1年頑張りたい」と話していました。
このほか東京オリンピックで銅メダルを獲得した女子フライ級の並木月海選手も初優勝を果たしました。
並木選手は「今まで全日本選手権は優勝していなかったので、うれしい。次の国際大会に向けて頑張っていきたい」と話していました。