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フィギュアGPシリーズロシア大会 男子シングル 友野一希が3位

2021-11-28 午前 07:44

  

フィギュアスケート、グランプリシリーズのロシア大会は男子シングル後半のフリーが行われ、友野一希選手がショートプログラムとの合計で3位に入りました。


フィギュアスケートのグランプリシリーズ第6戦となるロシア大会は27日、男女シングル後半のフリーなどが行われました。

このうち男子では、前半のショートプログラムでトップに立った友野選手が最終滑走でフリーに臨みました。

友野選手は冒頭の4回転トーループからの連続ジャンプは決めましたが、続く4回転サルコーや後半のトリプルアクセルなどでミスが続きました。

この結果、フリーの得点は168.38でショートプログラムとの合計を264.19と、自己ベストは更新したものの3位で自身初となるグランプリシリーズ優勝には届きませんでした。

このほかの日本勢では田中刑事選手が合計229.75で9位でした。

また、女子シングルで松生理乃選手が合計184.36で8位でした。

女子シングルでは優勝したロシアの15歳、カミラ・ワリエワ選手が3本の4回転ジャンプとトリプルアクセルを決めるなど、フリーで185.29をマークし合計272.71で自身が持つ世界最高得点の記録を更新しました。


GPファイナル進出の選手決まる


合わせて6戦が行われたフィギュアスケートのグランプリシリーズの結果、来月9日から大阪府門真市で開かれるグランプリファイナルに進出する選手が決まりました。

日本勢は男子シングルではイタリアとフランスの2大会を制した18歳の鍵山優真選手と、NHK杯で優勝した宇野昌磨選手の2人です。

鍵山選手は自身初、宇野選手は3年ぶり5回目のグランプリファイナルとなります。

女子シングルはNHK杯で2連覇を果たした坂本花織選手が3年ぶり2回目のグランプリファイナル進出です。

坂本選手以外の5人は2大会で優勝した15歳のカミラ・ワリエワ選手などすべてロシア勢となっています。

また、ペアでは、アメリカ大会で2位、NHK杯で3位に入った三浦璃来選手と木原龍一選手が日本選手どうしのペアとしては初めてとなるグランプリファイナル進出を決めました。


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