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引退の三宅宏実 21年の競技生活「すごく幸せな時間だった」

2021-11-18 午後 07:41

  

東京オリンピックを最後に現役を引退したウエイトリフティングの三宅宏実選手が記者会見を行い「大好きな競技を長く続けられてすごく幸せな時間だった」と21年の競技生活を振り返りました。


ウエイトリフティング女子の第一人者として長年活躍してきた三宅選手は、36歳の誕生日を迎えた18日、東京 新宿区で記者会見を行いました。



三宅選手は、夏のオリンピックで日本女子の最多に並ぶ5大会連続のオリンピック出場を果たし、2012年のロンドン大会ではウエイトリフティングの女子で初のメダルとなる銀メダル、続く2016年のリオデジャネイロ大会で銅メダルを獲得しました。



この夏の東京大会を最後に現役を引退した三宅選手は、記者会見の中で「飽き性なので何事も続かないが、唯一、この競技だけは飽きずにのめり込んで、21年間継続することができた。大好きな競技を長く続けられたことはすごく幸せな時間であり、無我夢中で競技人生を送ることができた」と15歳で始めた競技生活を振り返りました。

そして、メキシコオリンピックの銅メダリストで、二人三脚で競技に取り組んできた父の義行さんについては「ぶつかることもたくさんあったが、つらい時は一緒に考え、今できることを精いっぱい頑張ろうという前向きなことばで支えてくれた。さまざまな試練を乗り越えるきっかけになったし、感謝の気持ちでいっぱいだ」と話していました。

今後は所属企業のコーチとして指導に当たるということで「指導者としてはまだまだ未熟だが、選手の成長とともに、私自身もしっかりと自分を高めていきたい。選手たちが1キロでも2キロでも重量を上げられるようにサポートするためいろいろなことを勉強していきたい」と後進の育成に意欲を見せていました。


父 義行さん「21年間あっという間だった」


三宅宏実選手と二人三脚で競技に取り組んできた、メキシコオリンピックの銅メダリストで父親の義行さんは「とにかく21年間、いろいろなことがあったが、本人が一番この競技を好きだったのではないかと思う。好きな競技で1キロでも記録を伸ばしてあげたいと思い、来る日も来る日も、その1キロを目指して練習したことが一番印象に残っている。記録を求めて21年間、あっという間だった」と、ともに過ごした競技生活を振り返りました。

また、リオデジャネイロオリンピックから東京オリンピックまでの5年間について「続けるか続けないかは本人の意思で、辞めると言ったらそれでいいし、続けると言ったら支援していくし、そういう状態で最後の5年間を戦った。スポーツ選手には、いつか引退する時期が来るので、この5年間、引退という2文字を背に戦ってきたが、5年間もってくれたのでよかったなと思っている」と、ほっとした表情で話していました。

三宅選手は引退したあと、英会話教室に通い始めたということで、義行さんは「競技者だけで終わらせたくはないし、今までやってきた経験を生かすには語学力がないと国内外で活躍できない。今まで練習でできなかった時間を使って、英語を話せるようになったらいいなと思う。どこまで続くか分からないが、やってくれるのではないか」と、今後の国際的な活躍にも期待を寄せていました。


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