ニュース/相撲
大相撲九州場所2日目 横綱 照ノ富士は2連勝【中入り後の勝敗】
2021-11-15 午後 08:33

大相撲九州場所は2日目。横綱 照ノ富士は平幕の大栄翔に勝って2連勝としました。
中入り後の勝敗
中入り後の勝敗です。
▽松鳳山に十両の剣翔は松鳳山が押し出しで勝ちました。
▽佐田の海に魁聖は佐田の海が寄り切り。
▽天空海に千代丸は千代丸が突き落とし。
▽千代の国に阿炎は阿炎が突き出し。
▽輝に豊山は輝が寄り切り。
▽北勝富士に琴ノ若は北勝富士が押し出し。
▽照強に石浦は照強がつり出しで勝ちました。
▽英乃海に碧山は碧山が送り出し。
▽翔猿に千代大龍は翔猿が小手投げ。
▽琴恵光に宇良は宇良が押し出し。
▽千代翔馬に志摩ノ海は千代翔馬が寄り切り。
▽豊昇龍に玉鷲は玉鷲が寄り倒しで勝ちました。
▽高安に宝富士は高安が下手出し投げ。
▽妙義龍に遠藤は遠藤が突き落とし。
▽霧馬山に隠岐の海は隠岐の海が寄り切り。
▽隆の勝に御嶽海は御嶽海が押し出し。
▽明生に若隆景は若隆景がはたき込み。
▽逸ノ城に大関 正代は正代が寄り切り。
▽大関 貴景勝に阿武咲は貴景勝が突き出しで勝ちました。
▽大栄翔に横綱 照ノ富士は照ノ富士がすくい投げ。
15日は横綱 大関がそろって白星をあげました。
力士の談話
福岡県出身の松鳳山は今場所初白星に「早く攻められて良かった。どの場所よりも大きい拍手をもらうので、しっかりと頑張りたい」と明るく答えていました。
今場所7場所ぶりの幕内復帰となった阿炎は2連勝で「先手を取れたのがよかった。しっかりと調整できている。もっと集中して残りも頑張りたい」と表情を崩さず冷静でした。
高安は宝富士とのおよそ3分の長い相撲を制し、「落ち着いて我慢できたが、こういう相撲はなるべく取らないようにしたい。苦しい時もあるが、白星を拾ったことを生かしていきたい」と話していました。
一方、敗れた宝富士は「できれば早く勝負を決めたかったが、腰が重いのでなかなか出られなかった。あの形にならないように次から頑張る」と悔しそうでした。
大関 正代は2場所連続で負けていた逸ノ城に勝って、「組まれて負ける相撲が多く、それを警戒した相撲になった。立ち合いから先手を取ることができるような相撲を取れたら」と話していました。
2連勝の大関 貴景勝は「稽古場でやっていることしか出ないので、集中してやった。15日終わってみないと分からないので、あしたからも頑張る」と淡々と答えていました。
横綱 照ノ富士は土俵際まで追い込まれながらすくい投げで2連勝とし、「落ち着いて取れたかなと思う。自分の相撲を取りきることしか考えていなかった。ずっと一つのことをやってきているので、それを貫いてやるだけ」と話していました。
横綱を土俵際まで追い詰めながら敗れた大栄翔は「途中まで良かったが、腕を差してしまったのがダメだった。胸を合わせたり、差したりしたら横綱にはかなわない。そこが自分の甘さなので、直していかなければならない。ただ自信になるし、プラスにしてあすから切り替えてやっていく」と話していました。