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北京オリンピック 開幕まで3か月 代表選考本格化へ

2021-11-04 午前 06:52

  

来年2月の北京オリンピック開幕まで、4日で3か月です。スピードスケートのワールドカップなど各競技で国際大会が始まりオリンピックに向けた代表選考が本格化します。

史上初 夏の開催地と同じ都市で


来年2月4日から17日間の日程で行われる北京オリンピックは史上初めて夏の開催地と同じ都市で開かれる冬のオリンピックとなります。

開幕まで3か月となり、大会に向けた代表選手の選考はここから本格化します。

各競技の選考基準や代表内定に向けたスケジュールです。


スピードスケート


スピードスケートは、今月から来月にかけて4戦行われるワールドカップの成績によって出場できる人数が決まります。

日本が出場枠をすべて獲得した場合は、男女それぞれ9人が出場できます。

ワールドカップで好成績を残した選手は、来月の代表選考会への出場を条件に代表内定が確実になる可能性があります。


ショートトラック


ショートトラックも合わせて4戦行われるワールドカップの成績によって出場できる人数が決まります。

男子と女子のリレーで出場枠を獲得できれば、最大で男女それぞれ5人、獲得できなければそれぞれ3人ずつが出場することになります。

リレーで出場枠を獲得できた場合、代表はワールドカップのリレーに出場した選手の中から、最大で男女4人が選ばれ、そのほかの選手は国内大会の成績をもとに選ばれます。


フィギュアスケート


フィギュアスケートは、男女のシングルでそれぞれ3枠、ペアで1枠、アイスダンスで1枠の出場枠を獲得しています。

このうち、男女シングルの代表は来月の全日本選手権で優勝した選手が最優先で選ばれます。

また2人目については全日本選手権の2位および3位の選手、世界トップの選手が出場するグランプリファイナルの上位2人、国際スケート連盟が公認するシーズンベストスコアの上位3人のいずれかを満たす選手の中から総合的に判断するとしています。

3人目については2人目の選考から漏れた選手や国際スケート連盟が定めるランキングの上位3人などの中から総合的に判断するということです。


スキージャンプ


スキージャンプは、昨シーズンから今シーズンにかけてのワールドカップなどの成績をもとに来年1月に代表選手が決まる予定です。

男子はすでに獲得している5つの出場枠を全日本スキー連盟が選んだ10人の選手が争います。

対象となるのは今シーズンのワールドカップに出場する小林陵侑選手、小林選手の兄の潤志郎選手、佐藤幸椰選手、佐藤慧一選手、中村直幹選手、伊東大貴選手の6人に加えワールドカップの下部大会のコンチネンタルカップに出場する4人です。

女子は昨シーズンと来年1月17日まで行われるワールドカップの個人戦で8位以内に入るか、10位以内に2回入るなどの好成績を収めた選手が代表に選ばれます。


スキーノルディック複合


スキーノルディック複合は、昨シーズンと来年1月まで行われるワールドカップなどの成績をもとに5人の代表が選ばれます。

オリンピック、2大会連続で銀メダルの渡部暁斗選手や、昨シーズンのワールドカップで、渡部選手とチームを組んだ団体スプリントで3位に入った山本涼太選手などの代表入りが有力視されています。


スキーフリースタイル モーグル、エアリアル、スキークロスなど


スキーフリースタイルのモーグルとエアリアル、それにスキークロスなどは、昨シーズンから今シーズンにかけての世界選手権とワールドカップの成績をもとに、来年1月中旬ごろ代表選手が決まる予定です。

このうち男子モーグルは、ことしの世界選手権で銅メダルを獲得したエースの堀島行真選手の代表入りが有力視されています。


スキークロスカントリー


スキークロスカントリーは、昨シーズンと今シーズンのワールドカップで、10位以内を1回以上、15位以内を2回以上、20位以内を3回以上のいずれかの成績を収めるか、今シーズンの全日本選手権で優勝か2位に入るなど、基準を満たした選手の中から男女それぞれ最大で4人が選ばれることになっています。


スキーアルペン


スキーアルペンは、昨シーズンと今シーズンのワールドカップで好成績を収めるか、来年1月中旬まで開催されるヨーロッパカップで10位以内に入るなどの基準を満たした選手から男女それぞれ4人が選ばれることになっています。


スノーボード


スノーボードは、昨シーズンと今シーズンの世界選手権やワールドカップなどの成績をもとに来年1月中旬に代表選手が選ばれる予定です。

日本が出場枠を獲得した場合、種目ごとに男女それぞれ最大で4人が出場できます。


ハーフパイプ


ハーフパイプは選考基準を昨シーズンと今シーズンの世界選手権やワールドカップで12位以内の成績を1回以上収めた選手としています。

この基準を複数の選手がクリアした場合は、世界選手権とワールドカップ、それに全日本選手権のうち、成績上位の2つの大会で連盟が定めたポイントの合計が高い選手から選ばれます。

オリンピックでメダル獲得の期待がかかる男子では戸塚優斗選手が、昨シーズンの世界選手権で優勝しワールドカップでも2大会で優勝していることから連盟は現時点で「代表に最も近い」としています。

オリンピックで2大会連続銀メダルを獲得した平野歩夢選手のほか、若手の実力も伸びてきていて、来年1月までハイレベルな代表争いが続きます。


スロープスタイル、ビッグエア


スロープスタイルとビッグエアは昨シーズンと今シーズンの世界選手権やワールドカップで上位に入る必要があります。

具体的には、昨シーズン3位以内の成績、もしくは、昨シーズンと今シーズンの大会で決勝進出や12位以内の成績が求められます。

連盟は、昨シーズンの大会で3位以内に入った選手を優先的に選ぶこと明らかにしていて、女子では岩渕麗楽選手、村瀬心椛選手、鬼塚雅選手が、すでに選考基準を満たしています。


スノーボードアルペン


アルペンは、昨シーズンと今シーズンの世界選手権やワールドカップで、8位以内の成績を収めることや、2つのシーズンの合計で、10位以内に2回以上入ることなどが求められます。

ソチ大会の銀メダリストで6大会連続の出場を目指す竹内智香選手が、昨シーズンの世界選手権のパラレル大回転で7位に入り、すでに基準を満たしています。


スノーボードクロス


スノーボードクロスは、昨シーズンと今シーズンの世界選手権やワールドカップで8位以内の成績を1回以上収めることなどが求められます。


バイアスロン


バイアスロンは今月から始まる予定のワールドカップなどの国際大会の成績をもとに来年1月中旬に代表選手が選ばれる予定です。


ボブスレー、スケルトン、リュージュ


ボブスレーとスケルトン、それにリュージュは、国際競技連盟が主催する来年1月中旬までの大会に出場し、順位ごとに得られるポイントを一定数獲得したチームや個人から選ばれるということです。


カーリング


カーリングは来月行われる世界最終予選で男子と女子は3位以内、混合ダブルスは2位以内に入り出場枠を獲得したチームが代表に内定します。



各競技団体は昨シーズン、新型コロナウイルスの影響で国際大会が開催されなかったり、日本から参加できなかったりしたケースが多いことから、今シーズンはオリンピックに向けた代表選考を行いながら選手強化と海外選手の最新情報の収集を進めていくことになります。


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