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プロ野球 西武 松井2軍監督がヘッドコーチに 来季コーチ陣発表
2021-11-03 午後 02:59
プロ野球・西武は来シーズン、6年目の指揮をとることが決まった辻発彦監督を支える来シーズンのコーチ陣について松井稼頭央2軍監督を1軍のヘッドコーチに昇格させることなどを発表しました。
西武の渡辺久信ゼネラルマネージャーは3日オンラインで会見を行い、来シーズンのコーチ陣について発表しました。
西武は今シーズン、埼玉県所沢市に本拠地を移転した42年前の昭和54年以来となる最下位に終わりましたが、辻監督が引き続き6年目の指揮をとることが決まりました。
こうした中、3年ぶりのリーグ優勝を目指すためコーチ陣を大幅に入れ替え、このうち1軍では松井2軍監督がヘッドコーチに昇格することになりました。
そして楽天の元監督で、今シーズンまでソフトバンクの打撃コーチを務めた平石洋介氏を打撃コーチとして迎えます。
来シーズン19年目を迎える39歳の内海哲也投手は「戦力としても考えているが野球に対しての準備は若手の見本になる」として投手コーチを兼任することになりました。
このほか2軍と3軍の区別をなくして若手の指導をすることになり、西口文也投手コーチがファームの監督に決まりました。
渡辺ゼネラルマネージャーは「今シーズン見ていて機能していない部分もあった。新しくヘッドコーチを迎え、外部から1人迎えたのでコーチ陣がどう機能するか楽しみにしている」と期待感を示しました。
そのうえで「最下位から必ずV字復活するようにチームを新たに作り上げたい。現場任せにせず、フロントもバックアップして優勝に向けて頑張っていきたい」と話しています。