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プロ野球 ロッテ 小窪哲也選手 今シーズンかぎりで現役引退

2021-10-29 午後 11:02

  

プロ野球 ロッテは、シーズン途中のことし8月末に入団した小窪哲也選手が、今シーズンかぎりで現役を引退すると発表しました。


小窪選手は去年、13年間在籍した広島を退団し、ことしは独立リーグの熊本でプレーしていましたが、8月31日にロッテに加入しました。そして、初出場となった先月9日のオリックス戦でホームランを打ちました。

しかし、その後はふるわず、通算7試合の出場で、ヒットはホームランの1本だけで打率5分6厘にとどまりました。

小窪選手は29日、球団と話し合い現役引退を決めたということです。

36歳の小窪選手は平成20年に広島に入団し、平成28年には選手会長としてリーダーシップを発揮し、広島の25年ぶりのリーグ優勝に貢献しました。

通算で712試合に出場して、打率2割5分7厘、ホームラン19本、打点155でした。

小窪選手は球団を通じて、「いろいろな人に支えられて、ここまで来ることができました。本当に幸せなプロ野球人生でした。自分の力だけでは、ここまでやることはできませんでした」と球団を通じてコメントを出しました。


南昌輝投手も引退


また32歳の南昌輝投手の引退も発表されました。

南投手は、平成23年にドラフト2位で入団し、主にリリーフとして登板しましたが、平成30年に国指定の難病「黄色靱帯骨化症」と診断されて手術を受けました。

おととし8月に1軍に復帰しましたが、今シーズンは登板がありませんでした。通算189試合の登板で11勝8敗、36ホールド、防御率3.59でした。

南投手は、「11年間熱いご声援ありがとうございました。ファンの皆様、監督、コーチ、そして選手の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ここまで支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えさせてください。これからは、ボクがしっかりと支えてあげられる存在になりたいと思います」とコメントを出しました。


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