ニュースその他のスポーツ

スピードスケート 女子1000m 高木が5連覇 2冠達成

2021-10-23 午後 05:46

  

スピードスケートの今シーズン国内開幕戦となる全日本距離別選手権の女子1000メートルで、高木美帆選手が5連覇を果たしました。 高木選手は22日の女子3000メートルと合わせて2冠達成です。


長野市のエムウェーブで開かれているスピードスケートの全日本距離別選手権は、23日に大会2日目の競技が行われ、このうち女子1000メートルには、この種目の日本記録保持者でピョンチャンオリンピックで銅メダルを獲得した高木選手と、銀メダルを獲得した小平奈緒選手が出場しました。

高木選手はスタートのミスが響き、前半600メートルは全体3位のタイムだったものの、後半は持ち味の粘り強さで持ち直し1分14秒60をマークしました。

このあとの組で滑った小平選手は、前半スピードに乗り600メートルを全体トップで通過しましたが、後半の伸びを欠いて1分15秒65でフィニッシュし2位でした。

優勝した高木選手は、この種目で大会5連覇を達成し、今シーズンの国内開幕戦で22日の女子3000メートルと合わせて2冠を達成しました。


高木「タイムも滑りも全体的に不完全」


女子1000メートルで優勝し、2冠を達成した高木美帆選手は、「スタートから数歩、うまく進んでいかなかった。今自分が出せる力というのを考えると、見せ場がなかった。タイムも滑りも全体的に不完全だったという反省がある」と振り返りました。


小平「今の状況では世界と戦えない」


女子1000メートルで2位だった小平奈緒選手は、「レース展開的には、慌ただしい感じになったが、自分が表現できることを氷に乗せられたかなと思う。タイム的には、今の状況では世界と戦えないので、段階を踏んで実力をあげていきたい」と冷静に話していました。


関連キーワード

関連トピックス

最新トピックス