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ドラフト 6球団が単独1位指名 “補強ポイント”踏まえた戦略

2021-10-11 午後 11:23

  

ことしのプロ野球ドラフト会議では事前に1位指名を公表したのは2球団のみ。各球団の慎重な検討が直前まで続きました。 その結果、競合したのは2人のピッチャーのみで、12球団のうち半数の6球団が単独で1位指名する異例の展開となりました。

コロナ禍のスカウト活動


ことしは甲子園球場で2年ぶりに春と夏の全国大会が開催され、大学生もリーグ戦が行われるなど選手がアピールする機会は増えました。

それでも関東で活動するプロ野球のスカウトからは「しっかり練習していたら、どこまで成長しているんだろうかと思う部分はある」とか「大会も無観客開催だと、ハートの強さや勝負強さを見ることができない」といった声が聞かれました。

こうした中、去年のドラフト会議では7球団、おととしは6球団が事前に1位指名を公表しましたが、ことしは2球団のみ。各球団は指名戦略を踏まえながら、直前まで慎重な検討を続けました。

在京球団の幹部は「ことしのドラフトは割れるかもしれない。各球団の補強ポイントに合わせた色が出るだろう」と話していました。


6球団が単独1位指名


終わってみれば、6球団が単独指名に成功。
チームのホームラン数を増やしたい中日は右の強打者、ブライト健太選手を単独1位指名。将来を担う強打の捕手を補強ポイントにしていたロッテは市立和歌山高校の松川虎生選手を指名しました。



各球団の監督からは「思っていた以上の選手を指名できた」とか「満点と言える結果になった」と評価する声が聞かれました。


育成選手 ここ10年で最多


ことしの指名選手は、77人で去年と、おととしの74人とほぼ同じでした。

一方で育成選手の指名は51人。去年より2人増え、過去最多となりました。3軍制をとるソフトバンクと巨人が多く、ソフトバンクが過去最多の14人、巨人は10人でした。


指名された選手の今後に期待


去年は佐藤輝明選手(阪神入団)や早川隆久投手(楽天入団)といった大学のスター選手がいましたが、ことしは事前の注目度がそれほど高い選手はいませんでした。
それでも各球団が補強ポイントを踏まえて指名した選手たちがプロの厳しい世界で活躍する姿が楽しみです。


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