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プロ野球 観客数緩和の技術実証 早ければ今月中旬の公式戦で

2021-10-04 午後 08:39

  

プロ野球は、新型コロナウイルスのワクチン接種や検査の陰性の証明を活用して、観客数の制限を緩和する技術実証を、早ければ今月中旬の公式戦で行うことになりました。


政府は、ワクチンを接種した人や検査で陰性が確認された人などを対象に行動の制限を緩和する方針で、課題を探るための技術実証を大規模なスポーツイベントなどでも実施する予定です。

4日にオンラインで行われたプロ野球12球団の代表者会議では、複数の球団がこの実証を行うため、地元自治体と協議を進めていることが報告され、NPB=日本野球機構によりますと、早ければ今月中旬の公式戦で行うということです。

また、NPBは来月20日から始まる日本シリーズでも実証を行う方針で、井原敦事務局長は「会場になりそうな自治体との折衝は先週からすでに進めている。全試合は無理だが、複数の試合で行うのが適切ではないかと思う」と話していました。

このほか会議では、今月11日に開かれるドラフト会議は、感染防止のため、去年に引き続き各球団ごとに部屋を用意して、オンラインで開催されることが報告されました。


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