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大谷翔平 少年野球時代の映像 指導者が保管 投打二刀流原点も

2021-10-01 午後 10:54

  

大谷翔平選手がかつて所属していた少年野球のチームの指導者が、当時の試合映像を保管していました。映像には、勝利への強い思いを秘めて野球に打ち込んだ、投打の二刀流の原点が記録されています。


大谷選手は、小学2年生から中学1年生まで岩手県奥州市の少年野球のチーム「水沢リトルリーグ」に所属してプレーしていました。当時、総監督をしていた、浅利昭治さんがその時の映像を保管していました。

最終学年となった中学1年生の時に、チームとして初めての全国大会に、大谷選手が3番・ピッチャーで出場したときの1回戦の映像で、次々と三振を奪う様子が残されています。



浅利さんによりますと、大谷選手は小学生のころから二刀流でチームを引っ張り、バッティングでは野手全員が外野まで後退するなど、今と同じように相手チームから警戒されるなか、中学1年の年には、県内のリトルリーグ記録を大幅に更新する年間35本のホームランをマークしたということです。

浅利さんは「ストレートも120キロくらい出てましたし、リトルでは誰も手が出ませんでしたね。打者としても相手は徹底して外角を攻めましたが、翔平はそれを待って軽々とレフト方向にホームランを打っていた」と振り返ります。



しかし、この試合では大谷選手が相手チームのピッチャーからヒットを打てずにチームも敗れ、試合後に悔し涙を流す姿がおさめられていました。

浅利さんは、少年時代からの試合に勝ちたいという情熱が、大谷選手の二刀流の原点になっていると感じています。

浅利さんは「当時から強い思いで勝負に臨んでいました。すでに新しい歴史を作ってますが、いつかワールドシリーズで勝利する姿を見せてくれると信じています」とエールをおくっていました。


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