小池都知事 水素エネルギー普及に向け取引所立ち上げる考え

UAE=アラブ首長国連邦を訪問している東京都の小池知事は、国連の気候変動対策の会議「COP28」の会合に出席し、水素エネルギーを普及させるために、売買を促進する「水素取引所」を立ち上げるなど新たな取り組みを進めていく考えを示しました。

小池知事は1日、UAEのドバイで開かれている「COP28」の公式プログラムとして初めて開かれる世界の各都市の代表などと気候変動対策について話し合う会議に出席しました。
この中で、都内の温室効果ガスの排出量を2030年までに半減、2050年には実質ゼロにすることを目標としていると説明しました。
具体的には水素エネルギーを普及させて二酸化炭素の排出量を削減させようと、売買を促進させる「水素取引所」を立ち上げるほか、供給を確保するため海外の都市と協定を結ぶなど新たな取り組みを進めていく考えを示しました。
小池知事は、3日帰国する予定です。