子どもたちが仮装して楽しむ 東京 墨田区

今月31日のハロウィーンを前に、東京・墨田区の商業施設では仮装した子どもたちが飾り付けされた施設内を練り歩き、係員に誘導されながら周りの人に手を振ったりお菓子をもらったりして安全に楽しんでいました。

東京・墨田区の商業施設「東京ソラマチ」には、魔女や映画のキャラクターなど思い思いに仮装した子どもたちと保護者およそ1000人が集まりました。
子どもたちは、カボチャのお化けや顔の描かれたちょうちんなど、ハロウィーン仕様に飾りつけられた施設内を練り歩きました。
そして店の従業員からお菓子をもらったり周りの人に手を振ったりしながら、ゴール地点の広場までおよそ20分かけて歩き終えると、仮装姿で写真を撮っていました。
参加者の中には新型コロナやインフルエンザの感染対策のため、マスクを着用して楽しむ人もいました。
参加した子どもたちは「ふだんと違う洋服を着ることが出来て楽しい」とか「お菓子をもらってうれしい」などと喜んでいました。
東京・荒川区から訪れた5歳と1歳の子どもがいる30代の母親は「ハロウィーンには混雑して危ないというイメージもありますが、このイベントは家族みんなで安全に楽しむことができます」と話していました。
新型コロナが5類に移行したことから、施設では28日と29日の2日間の人出を去年の2倍ほどの1万人と見込んでいるうえ、去年、韓国・ソウルの繁華街でハロウィーンのために集まった大勢の人が折り重なるように倒れ死亡する事故などにより心配する声もあることなどから、誘導にあたるスタッフを去年の1.5倍に増員したり、イベントの参加者の数に制限をかけたりするなど対策を強化しているということです。