自宅で父親の胸や腹など殴ったか 逮捕 父親死亡 埼玉 越谷

2日、埼玉県越谷市の住宅で、同居する父親の胸や腹を殴るなどしたとして49歳の男が逮捕されました。
父親は救急隊が到着したときには死亡した状態で、警察が詳しいいきさつを調べています。

逮捕されたのは、越谷市千間台東2丁目のパート従業員、廣瀬津嘉容疑者(49)です。
警察によりますと、2日午前3時ごろから午前4時ごろまでの間、自宅で同居する78歳の父親の両腕をつかんで突き飛ばしたうえ、胸や腹を複数回、殴るなどしたとして暴行の疑いが持たれています。
警察の調べに対し、「両腕をつかんだり、殴ったりしたことは間違いない」と容疑を認めているということです。
廣瀬容疑者は暴行のあと14時間ほどたった、2日午後6時前に「父の意識、呼吸がない」とみずから消防に通報し、救急隊が駆けつけましたが父親はすでに死亡した状態で、警察が体を確認したところ、上半身を中心に複数のあざがあったということです。
警察が今後、司法解剖をして暴行と死亡の因果関係を調べるとともに、詳しいいきさつや動機について捜査を進めています。