台風12号 小笠原諸島に最接近 関東は局地的に激しい雨も

台風12号は小笠原諸島の北の海上を西寄りに進んでいて、小笠原諸島と伊豆諸島では高波と強風に注意が必要です。
台風は午後にも熱帯低気圧に変わる見込みですが、周辺の暖かく湿った空気が流れ込む影響で、関東では局地的に雨雲が発達し、雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害などに十分注意してください。

気象庁によりますと、台風12号は小笠原諸島の北の海上を西寄りに進んでいます。
台風の影響で東京の小笠原諸島では3日にかけて、伊豆諸島では4日にかけてしける見込みで、強い風が吹くと予想されています。
気象庁は高波と強風に注意するよう呼びかけています。
このあと、台風は午後にも熱帯低気圧に変わる見込みですが、周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、関東では局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあります。
4日朝までの24時間に降る雨の量は多いところで80ミリと予想されています。
台風から離れていても大雨となるおそれがあり、土砂災害や川の増水、低い土地の浸水に十分注意するとともに落雷や突風、ひょうにも注意してください。