ガーナの伝統楽器使った演奏会 子どもたちも演奏楽しむ 埼玉

市民の国際交流を進めようと、西アフリカにあるガーナの伝統楽器を使った演奏会が埼玉県坂戸市で開かれ、子どもたちも演奏するなどして楽しみました。

28日、埼玉県坂戸市のホールで開かれた演奏会は市民の国際交流を進めようとガーナ大使館が主催し、およそ200人が集まりました。
演奏会ではガーナ人のプロの音楽家が伝統楽器を使って、ガーナの結婚式で流される曲や、自然の神に祈りをささげる曲などを披露しました。
このあと、集まった子どもたちも伝統楽器に触れ、このうち木琴の一種で、ひょうたんを使って音を響かせる「バラフォン」という楽器では、珍しそうな様子でばちでたたいて音を鳴らし、独特な音色を楽しんでいました。
小学4年生の男の子は「ガーナの楽器に触れ、音楽もよかったので、来てよかったです。心に残る演奏会でした」と話していました。
ガーナ大使館のダニエル・オカイテーイ公使は「音楽を通した市民との交流を今後も続けていきたい」と話していました。