千葉 市川市が健康都市づくり 歩数や血圧記録で地域通貨に

千葉県市川市は、健康的な生活習慣の普及に向けて、市民が歩数や血圧を記録するとポイントを獲得して地域通貨として使える取り組みを始めました。

「Aruco(アルコ)」というこの取り組みは、「健康寿命」の日本一を目指す市川市が22日から始めました。
6歳以上の市民5000人が対象で、スマートフォンのアプリか市から貸与される計器を使って参加し、歩数を記録したり、市内の公共施設などにある20か所の測定コーナーで血圧や筋肉や脂肪の量などを測ったりすると、一日最大35ポイントを獲得できます。
1000ポイントたまると1000円分の地域通貨に交換して、市内の加盟店での飲食や買い物で使えるということです。
田中甲市長は「歩くことがお金に変えられるというわかりやすい動機付けだと思う。参加する人が増えることで、健康都市を作っていきたい」と話していました。
市川市は、ほかにもボランティアへの参加や自治会への加入などでもポイントを獲得して地域通貨に交換できる取り組みを始めています。