世界で一斉にビーチクリーン 神奈川 三浦半島で清掃活動

G20の参加国が世界で一斉にビーチクリーンを行うイベントのひとつとして神奈川県の三浦半島の海岸で清掃活動が行われました。

イベントは、G20の参加国が21日世界で一斉にビーチクリーンを行うイベントのひとつとして横須賀市と三浦市にまたがる和田長浜海岸で行われました。
地元の親子連れなどおよそ150人が参加し、ザルなどを使いながらタバコの吸い殻や細かくなったプラスチックの破片などを拾い集めました。
ごみ拾いが終わると、G20議長国であるインドの在日大使館のサンジーヴ・マンチャンダ1等書記官が「海岸は人と自然にとって非常に大切です。私たちは、海をプラスチック汚染や持続不可能な環境汚染から守らなければなりません」と呼びかけました。
参加した地元の女性は、「ウインドサーフィンをしたり、子どもが小さい時に遊びに来たりしていました。海の環境が生活に溶け込んでいるので大切にしたいという思いで参加しました」と話していました。
和田長浜海岸でのイベントを主催したNPO法人リビエラ未来創りプロジェクトの渡邊華子理事長は、「このビーチクリーンが海のことを考え、海を通じて世界とつながっていることを意識できる機会になればいいと思います」と話していました。