JR線路内カメラ持ち入る 東海道線一時運転見合わせ 小田原

JR線路内カメラ持ち入る 東海道線一時運転見合わせ 小田原

13日夕方、神奈川県小田原市のJRの踏切近くの線路内にカメラを持った10人ほどが立ち入り、東海道線が一時、運転を見合わせました。
多くの鉄道ファンが撮影に訪れるところだということで、警察がいきさつを調べています。

13日午後5時半ごろ、小田原市江之浦の「江ノ浦踏切」の近くの線路内に、10人ほどがいるのを回送列車の運転士が見つけ、列車を停めました。
列車と接触した人はおらずけが人はいませんでしたが、JR東海道線は踏切の近くの区間で20分ほど運転を見合わせました。
JRから通報を受けた警察によりますと、立ち入ったのはカメラを持った10人ぐらいで、踏切の近くに荷物が置かれていたということです。
ただ、警察が現場を訪れたころには誰もいなかったということで、警察がいきさつを調べています。
「江ノ浦踏切」の近くに住む住民によりますと、踏切の近くにはトンネルが2つあり、その間を走ったり踏切の間近を走ったりする列車を撮影することができ、休日には多くの鉄道ファンが訪れるということです。
過去には鉄道ファンが線路付近に立ち入って列車をとめたこともあるということです。
住民はNHKの取材に対して「きょうも30人から40人ぐらいの鉄道ファンが近くを歩いているのを目撃しました。踏切の近くにパトカーが止まっていたので何かあったのかなと思っていました」と話していました。