群馬県防災ヘリ墜落4年 遺族ら参列し追悼式 群馬 中之条町

群馬県の防災ヘリコプターが山中で墜落し、9人が死亡した事故から10日で4年となり、亡くなった消防隊員などの追悼式が行われました。

2018年8月、群馬県中之条町の山中で、登山道の視察のため飛行していた県の防災ヘリコプターが墜落し、消防隊員やパイロットなどあわせて9人が死亡しました。
事故から4年となる10日、現場からおよそ1.5キロの場所に建てられた慰霊碑の前で追悼式が行われ、遺族や消防の関係者などおよそ100人が参列しました。
はじめに、亡くなった9人の名前が刻まれた慰霊碑に向かって全員で黙とうをささげました。
このあと、遺族代表の田村富司さんが「最愛の家族を失い、絶望と無力感にさいなまれて歩んだ4年間はとてもつらく、苦しい現実の続きだった。事故を風化させないという遺族の思いはいつまでも変わらない」と追悼の言葉を述べました。
また、群馬県の山本知事は「事故で殉職された人たちの崇高な精神を胸に刻み、遺志に応えるため防災航空体制の安全管理に全力を尽くし、県民の安全・安心を守っていくことを固く誓う」と述べました。
この事故を受けて県は、おととし導入した防災ヘリコプターに最新の安全装置を搭載し、操縦士を2人搭乗させるなど安全対策を強化しています。